我が家の布団は“西川のムアツふとん”。そう、メジャーリーグで活躍する超有名日本人野球選手や脅威的に足の長い女性モデル、体の大きなコラムニストたちがCM出演している波型スポンジの点で体を支えるあのマットレスだ。約15年前に初めて使ったのだが、“しっかり眠れる寝心地”にすっかりファンになってしまった……なんて、バイクとは関係なさそうなどうでもいい話を始めたのには理由がある。順を追って説明させていただくのでしばし辛抱されたし!

今回はキャンプネタで、僕が最近使い始めたエアマットの話だ。

なんだか回りくどい感じではじめてしまったが、今回はキャンプ用品ネタで、僕が最近使い始めたエアマットにまつわる話。

 

というワケで我が家の西川歴はかれこれ15年、現在の布団は2枚目の“西川のムアツふとん”である。使い始めこそ“このスポンジが? ……ねぇ? やっぱり布団ってのは綿じゃないと……”ってな感じで半信半疑だったのだが、使ってみるとその眠りの質の良さにびっくり。5、6年経ってスポンジがへたってきたところで、そろそろ買い替えようかと新調した際。戯れに古い“西川のムアツふとん”の上に、新しい“西川のムアツふとん”を重ねてみると、さらにもう1段階寝心地が良くなってビックリ!

紹介したいエアマットは、その名もPLACEST(プレセスト)。あの西川がプロデュースする防災用のエアマットレス。

今回紹介するエアマットは、その名も『nishikawa 『PLACEST(プレセスト)』。あの西川がプロデュースする防災用のエアマットレス。通常店舗では販売を行わないネット販売のみのアイテムで、ロゴには“西川のムアツふとん”を連想させるマークが入っており、寝心地に期待が高まる!

 

ちなみに“西川のムアツふとん”には、ルーツを同じくする“西川”と“昭和西川”の2つの会社があるのだが、我が家では古い下側が西川で、上の新しい方が昭和西川というちゃんぽん状態で使っている。

PLACESTは、エアマットにしては珍しく、枕一体型の構造。

『PLACEST』は、エアマットにしては珍しく、枕一体型の構造。おかげで目覚めると枕がずれている……なんてことがない。ちなみに『PLACEST』は“昭和西川”ではなく“西川”のアイテムだ。

厚みは約3.5cmでエアバルブがあるのもキャンプ用マットと一緒。

『PLACEST』の厚みは約3.5cmとキャンプ用&登山用のエアマットと比べるとやや厚め。また“西川のムアツふとん”が作るエアマットだけあって、内部のスポンジがしっかりした作り(重めとも言う)でちゃんとコシがある。エアバルブは一般的なキャンプ用マットと一緒の雰囲気だがやや大きい感じだ。

“西川のムアツふとん”じゃないとうまく寝れないのだ!

ビジネスホテルのベットにPLACESTを敷いてみると、寝心地が大幅改善!

ビジネスホテルのベッドに『PLACEST』を敷いてみると、寝心地が大幅改善して安眠できた!

 

さて、ここからが本題。我が家では夫婦ともどもお世話になっている“西川のムアツふとん”。その抜群の寝心地の良さ……は、とても素晴らしいことなのだがそれゆえの弊害も起こる。ツーリングや旅行などで宿に泊まると、どうにも朝の目覚めが悪いのだ(笑)。“枕が変わるとなんとやら”ではないが、旅先で朝起きると、どうにも肩が重かったり、腰が痛かったり……、外泊する度に我が家の布団に想いを馳せることになる。

先週紹介したバイクステーション岡崎でもPLACEST使ってみた。

先週紹介したバイクステーション岡崎にも『PLACEST』を持ち込んで快眠。

 

もうね、ここ10年近く、旅先の布団やベットで気持ちのいい目覚めを迎えられた記憶がない。二輪専門のライターという職業柄、海外試乗会などでは、相当いいホテルにも泊まらせてもらう機会があったりするのだが、そんな三つ星、四つ星レベルのベッドでも起きた瞬間に我が家の“西川のムアツふとん”が恋しくなる。気持ちのいい目覚めを迎えられた外泊は、“西川のムアツふとん”の寝具をウリにしている宿に泊まった時くらいである。

ホンダのN-VANにもぴったり収まるPLACEST。車中泊のお供にも最適だ。

ホンダのN-VANにもぴったり収まる『PLACEST』。車中泊のお供にも最適だ。

 

あまりの寝心地の良さに、“他の布団ではもう寝れなくなってしまっている”というワケだが、我が家ではこの事象を“西川の呪い”と呼んでいる。“西川のムアツふとん”を一度使い始めると、他の布団ではモノ足りなくなってしまい、外泊する度に目覚めの悪い思いをすることになるのだ。体調にことさら気をつかうスポーツ選手が遠征にわざわざ自前の寝具を持ち込むなんて話を聞くけど、なんのことはない。彼らも“西川の呪い”か似たようなモノにかかっているということなのだろう。

“西川のムアツふとん”の寝心地がレベチで良すぎるだけであって、決して“西川のムアツふとん”が悪いワケではない。……のだが、他の方へ“西川のムアツふとん”をおすすめする時には、“ただね、一度使うともう他の布団で寝れなくなりますよ? 旅先で快眠できなくなるんです。宿泊がツラくなるんです!”などと“西川の呪い”についても正直にお話することにしている。

裏地には、体育館などの床での使用を想定してのことだろう、滑り止め加工が施されている。

体育館の床など避難所での使用を想定してのことだろう、裏地に滑り止め加工が施されている。もちろんテント内の滑り止めにもなる。キャンプをはじめとするアウトドア環境での耐久性は未知数。……まぁ、テント泊くらいにとどめて地面直置きはやめた方がよさそうだ。

 

この“西川の呪い”、旅先での宿が純粋に楽しめなくなるのだから地味にツライ、というか旅好きの僕としてはかなりの不幸である。ホテルや旅館でさえそんな状態なのだから、地べたに寝るキャンプなどはその際たるもの。それなりに有名なアウトドアメーカーのエアマットを使っているのだが、最近は目覚める度にちょっと不機嫌になるくらいだ。

『PLACEST(プレセスト)西川 まくら付防災マット』で“西川の呪い”が解決!?

実際にキャンプで寝てみるとこれが快適! “西川の呪い”を解くことに成功した!!

実際にキャンプで『PLACEST』を使ってみるとこれが快適! 見事“西川の呪い”を解くことに成功した! 最近ハマっている涼しさ重視のデイトナの『マエヒロシェルター』とバグネットのキャンプスタイルにもピッタリ!!

 

そんな“西川の呪い”に悩んでいるときに見つけてしまったのが、このエアマットレスでなんと西川製らしいじゃないか!! 正確にはキャンプ用品ではなく、防災用品。体育館などでの過酷な避難生活を“少しでも快適にしたい”という思いから作られた商品だそうで、その名も『PLACEST(プレセスト)西川 まくら付防災マット』。つまり睡眠のプロである西川が作った防災用エアマットというワケだ。

問題はたたみ寸法。登山用でもなければバイクキャンプ用でもないのでφ18×63cmと収納サイズがやや大きく、重さも約1.7kg。

問題はたたみ寸法。『PLACEST』は携帯性を重視した登山用でもなければキャンプツーリング用でもないので、φ18×63cmと収納サイズがやや大きく、重さも約1.7kgある。

 

早速使ってみるとこれがすこぶるいい具合。さすがに我が家の二枚重ね“西川のムアツふとん”の寝心地には及ばないものの、それでもキャンプの朝のあの“なんだかよく眠れなかった感”は大幅に軽減した。

また、ビジネスホテルや民宿に泊まる際、備え付けの寝具に『PLACEST』をプラスしてみると、宿泊でも見事に“西川の呪い”が霧散するじゃないか! 少なくとも目覚めた瞬間に“はやくウチの布団で寝たいなぁ……”と思うことは無くなった。さすがは睡眠のプロが作ったエアマットだけはある。“西川の呪い”は西川にしか解けないというわけだ。

デイトナのキャンプ用のシートバッグ『HenlyBegins DH-750C』の上ブタに挟み込んでみると、思ったよりかさばらない。外付けなので雨で濡らさない工夫は必要だが思ったほど大きくはない。

デイトナのキャンプ用シートバッグ『HenlyBegins DH-750C』の上ブタに『PLACEST』を挟み込んでみると、思ったよりは不恰好じゃない。外付けなので雨で濡らさない工夫は必要だが思ったほど大きくはない。

 

ただ、気づいてしまったんだよね……。キャンプはもちろん、N-VANでの車中泊から宿泊まで、どこで寝るにしても“ちょっとかさばる”『PLACEST(プレセスト)西川 まくら付防災マット』を持ち運んでいることに。そもそもの“西川の呪い”の方はなんとか解くことができたようだけど、今度は“西川の『PLACEST』の呪い”に陥ってしまったってわけ。おあとがよろしいようで……。

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