全国に300以上の直営店を持つバイク販売の業界最大手のレッドバロン。……なのだが今回はライダー向けの宿泊施設バイクステーションのお話。レッドバロンはバイクの販売や買い取りだけじゃなく、会員向けの宿泊施設も展開してるって知ってた!?

バイクステーション岡崎の外観。レッドバロン本社工場の隣というか同敷地にある。
バイクステーションは全国に4箇所

バイクステーション岡崎の中庭兼駐輪場スペース。見知らぬ土地での宿泊はバイク盗難が気になるもの。敷地内で愛車を保管できるのでとっても安心。
レッドバロンが運営するライダー向け宿泊施設“バイクステーション”は、現在全国に4箇所ある。北は北海道の稚内(夏季限定)と帯広、本州は岡崎と倉敷だ。昨年の北海道ツーリングでバイクステーション帯広は利用させてもらったが、今回泊まってみたのは本州のど真ん中、愛知県の岡崎市にあるバイクステーション岡崎だ。
ハイッ! ご明察!! 愛知県岡崎市といえばレッドバロンの創業地。現在も本部事務所やレッドバロン第1号店であるヤマハオートセンター岡崎本店など、主要な施設がこの岡崎市に集まっている。バイクステーション岡崎があるのも、レッドバロンの本社工場の真横。……というかもはや敷地内と言っていいくらいの場所にある。

見てのとおりバイクステーション岡崎はレッドバロン本社工場の真横にあるぞ!

本社工場のエントランス。どんなに希少な絶版中古車であってもパーツ不足に悩まされず乗り続けられることを最長3年間保証する“パーツ保証”のシステムを支えているのがこの本社工場なのだ。言ってみればレッドバロンの中古車ユーザーにとって聖地みたいな場所である。
愛知県岡崎市というとバイクのツーリングスポットとしての馴染みはないかもしれないが、日頃から“パーツ保証”の恩恵を受けているレッドバロンユーザーであるならば1度は本社工場へ行ってみたいもの。ちなみにこの本社工場では施設の見学ツアーも行っていて、全国のレッドバロン店頭から事前予約すればアテンド付きで工場内部を案内してもらえる。やろうと思えばバイクステーション岡崎に宿をとって、その足で本社工場見学なんてことも可能なのだ。

本社工場の見学ツアーの様子。33,000㎡の広大な敷地に“パーツ保証”のための3,700機種以上・60万点を超える絶版中古車パーツがストックされている。ツアーでは、解体、検品、リビルト、加修、保管といった工程を見学。中古車販売において他社の追随を許さない“パーツ保証”の根幹を垣間見ることができる。この工場見学の記事はまたいずれ!!
バイクのかたわらで寝られるバイクステーション岡崎!!

1階の7室が二輪パーキング付き個室。スライドドアの入り口で広い方がバイク用の出入り口。内部は二輪パーキングスペースと宿泊スペースをサッシで区切っている。
全国に4つあるバイクステーションのなかでも、バイクステーション岡崎ならではの特徴的なサービスが二輪パーキング付き個室だ。15部屋全てではなく1Fの7部屋のみのサービスではあるものの、運良くこの部屋を予約できたならば、愛車を眺めながらの至福のひとときを過ごすことができるってワケである。

二輪パーキング付き個室内部で奥から入り口側を見た様子。二輪パーキング付きなのは1Fの7室だけで、やはり予約も1Fの部屋から埋まっていくという。
もうね、二輪パーキング付き個室の雰囲気はガレージ付きのライダーズマンションって感じ。バイクを眺めたり、磨いたり、メンテしたりの専用のガレージを持つのは古今東西ライダー共通の夢……。一晩だけとはいえ、そんな憧れのガレージライフがバイクステーション岡崎に泊まるだけで体験できる。

入り口側から奥側を見た室内の様子。決して豪華な部屋ではないが旅人には十分。大切なバイクと一緒だから盗難の心配をせずにぐっすり眠ることができる。そしてなにより“愛車と一緒”というところにロマンを感じる。
話は変わるが、ライダーにはキャンプ好きが多く、キャンプツーリング(通称:キャンツー)なんて言葉があるくらい。僕自身バイクキャンプもよくやるが、その魅力には“旅の相棒であるバイクを傍に置いて寝る”なんて要素が少なからずあると思っている。そんな愛車との夢のようなひと時を、わざわざキャンプ道具を揃えなくても体験できるのがバイクステーション岡崎ってわけなのだ。

室内にはコンセントやテーブルと椅子があり、エアコンも完備。またベッドは高めで下部スペースが広く、荷物の多いライダーにはとてもありがたい。しかも最近Wi-Fi環境が整ってさらに便利になった。
ミシュランガイド風に言えば「★★★(三つ星)」。もはやこのバイクステーション岡崎は我々バイクユーザーにとって“旅の目的地にする価値がある”と断言させていただこう。

朝目が覚めると愛車がいの一番に目に入ってくる幸せ。バイクステーション岡崎はバイクと一緒に旅している感覚が色濃く味わえる宿なのだ。
レッドバロン会員なら1泊なんと3300円!!

バイクステーション岡崎に到着したら、まず入り口で会員証を提示して受付。館内設備の説明をここで受ける。受付の向かいは宿泊者なら誰でも使える洗車コーナーがあり、ウエスやホース、洗剤まで無料で使える。
さて、この気になるバイクステーション岡崎1泊の宿泊料は?……なんとレッドバロンでバイクを買ったレッドバロン会員&購入車両であれば激安の3300円! レッドバロン会員ではないビジター利用であっても6600円なのである。

共通スペースには24時間使えるシャワー室が4つに男女別のトイレ。ロングツーリングライダーにとって重要なランドリースペースは、洗濯機&乾燥機が4セット。無料の洗濯洗剤も用意されている。

食事スペースを兼ねる談話室にはテレビのほか、冷蔵庫や電子レンジ、お湯が用意されている。もちろんレッドバロンユーザーにはお馴染みの50円ジュースの自販機コーナーも!
インバウンドの影響もあり、どんどん宿泊費が値上げ傾向にある現在にあって、この素泊まり料金は嬉しすぎる! しかもこの施設、レッドバロンの店舗から予約する会員限定の施設ではあるものの、レッドバロンユーザーではないツーリング仲間やパートナーなどのビジターを連れての利用もOK! つまり仲間に一人レッドバロンユーザーがいればバイクステーションの利用が可能だ。

パーキングスペースのない2F宿泊者は中庭にバイクを駐輪する。休日ともなると結構な台数がこの中庭にひしめくという。
まぁ、ビジター場合は料金6600円と、レッドバロン会員価格の倍になってはしまうが、それでも今時はビジネスホテル素泊まりでもなかなか6000円台の宿を見つけるのは至難の業。十分魅力的な料金設定といえる。

このご時世、素泊まり駐車場付きで1泊3300円はとってもありがたい!
そんなこともあってこのバイクステーション岡崎、週末ともなれば多くのレッドバロン会員で賑わい、土日や大型連休はけっこう先まで予約が埋まっているという。ただ、平日に関してはわりと空きがあるというから“平日に急遽1泊ツーリングに行く時間ができた!”なんて場合には、最寄りのレッドバロンに相談してみるといいだろう。その場合は「できれば1Fの二輪パーキング付きの部屋で!」としっかり要望を伝えるのをお忘れなく!!

パーキングスペースにはパニアケースを取り付けた700ccクラスのアドベンチャーバイクを普通にセンタースタンド駐輪できた。過去にはホンダのゴールドウイングが入ったこともあるという。

“安心”で“低価格”、そしてなにより“ロマンあふれる”バイクステーション岡崎のおかげでしっかりリフレッシュ! さぁ、今日も愛車と走り回るぞ!
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