コラム&エッセイ
まぁとにかく次から次へと最新バイクへ課せられていく様々な規制や機器の義務化。当然のことながら、設計年次が古い車両ほどそれらに対応していくことは難しくなっていきます。2005年にフルモデルチェンジを受けた「セロー250」も気が付けば10年超えの選手となっていた2010年代なかば。いったん生産終了の憂き目に遭いつつ、さらなる魅力を獲得して復活し、猛ダッシュで完走のゴールテープへ……!  …
コラム&エッセイ
カイザーベルクは、全国に300箇所以上の直営店舗網を持つレッドバロンが運営している会員制のリゾート施設。“会員制”とはいってもハナシは簡単。新車でも中古車でも、レッドバロンでバイクを買ったらその日からあなたもレッドバロン会員。日本全国どの店舗のお客さんであっても全てのカイザーベルクを利用することができるというわけ。今回は千葉県の外房、御宿にある「カイザーベルク御宿・月の沙漠」を紹介させていただこう…
ツーリング
アメリカン・モーターカルチャーの聖地 フロリダツーリングのハイライトのひとつは、デイトナビーチを走ることです。23マイル=37kmにも渡って続く北大西洋に面した砂浜は、およそ18kmの区間でクルマやバイクにて走行することができ、「一度は走ってみたい」と世界中から多くの観光客が集まります。 こんにちは、青木タカオです。10年ほど前、アメリカ・フロリダ半島をツーリングしたときの話を今回もさ…
用品
「未舗装の駐輪場に停めたら愛車が倒れてしまった」「林道で愛車の写真を撮りたいのにうまく立てられない」ツーリングに出かけると、時々こんなシチュエーションに出会いませんか?キャンプ場や林道などで多いと思われがちですが、実は街中や観光地でも起きうるトラブルです。せっかく大切に乗っているバイクなのだから、倒すことなく安全に駐輪したいですよね。なにかいい解決方法はないかしら? …なんて思っていたら、レッドバ…
ツーリング
今年の夏は本当に長かった。9月どころか10月になっても真夏日の出る陽気。10月も半ばを過ぎたところでようやく秋らしい乾いた風が吹き始めるという……そんな異常な夏だった。普段は夏場もバイクで走り回る僕だが、正直外へ出る気がせず(まぁ、ケガもあったが……)、秋口になってようやく庭先で整備をはじめ、ツーリングにオフロードコース走行と忙しく走り出したところだ。そんなこれからのバイクのベストシーズンに紹介し…
ツーリング
アメリカで水冷以外、全ファミリー網羅! こんにちは、青木タカオです。これまで3回にわたって、アメリカ・フロリダ半島をツーリングした時のことを綴っており、今回はその第4話となります。 アメリカ最南東部に位置するフロリダは、大西洋とメキシコ湾に挟まれた半島で、その面積は半島といえども日本の半分弱にもおよび、南北およそ800kmととても広大です。 フロリダの付け根に位置するオーランドから…
車両情報
スズキは欧州で、並列2気筒エンジン搭載のミドルアドベンチャー「Vストローム800」「Vストローム800DE」のカラーバリエーションを更新した2025年モデルを発表した。 ●文:ヤングマシン編集部(ヨ) 前輪19インチの800は全色刷新、前輪21インチの800DEは一部刷新とホイール色変更 スズキ「Vストローム800」「Vストローム800DE」の2025年モデルが登場。前者の無印800は全カラ…
ツーリング
山梨県北都留郡小菅村は、秩父多摩国立公園内にある、多摩川の源流部に位置する村。人口は715人と小規模ながら、この村にある「道の駅こすげ」が充実していて魅力的で、休日ともなれば多くの行楽客が訪れる大人気の施設なのです。ぶっちゃけ、ここを日帰りツーリングの目的地にしても充分にアリなんじゃないかと思うほど。今回はその理由を4つ、ご紹介いたします。 奥多摩周遊道路から近い 理由その1は、関東圏の…
コラム&エッセイ
女性一人でロングツーリング、それも海外でとなると、どれだけハードで冒険感が強い旅になるのかは予想すらできない。道路や交通事情の違い・言語の壁・食事やホテルの探し方・そもそもバイクの手配方法など、わからないことばかりで、なにから情報収集すべきかも検討がつかないほどだ。これらのたくさんのハードルを乗り越え、インド・ラダックに1ヵ月間滞在して見事にツーリングを達成した女性がいる。それが、里中はるか(はる…
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FEATURE
突然ですが、皆さんに質問です。高知県の名物といえばなんでしょう?……せーのっ「カツオのたたき!」高知県では昔からカツオがよく揚がり、品質にこだわった一本釣りが盛んです。消費量も全国ナンバーワンで、中でもカツオの表面を焼いてニンニクやショウガを添えて食べる、カツオのたたきは非常に有名です。四国へツーリングに行くからには「絶対にカツオを食べるぞ!」と心に決めていたところ、道の駅 ビオスおおがたの食堂に…
レッドバロンで買ったCRF250Lが大活躍中 みなさん、こんにちは青木タカオです。カワサキ『W1SA』(1971年式)やハーレーダビッドソン『XR1200』(2010年式)などを所有するボクですが、レッドバロン葛飾にて購入したホンダ『CRF250L<S>』のおかげで、ボクのバイクライフはより充実しています。 仕事ばかりで忙しく、プライベートで乗る時間はあまりないものの、取材など…
少年マガジン黄金期の名作、旧車のことは『特攻の拓』に学ぶべし 1991年~1997年にかけて『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」(原作/佐木飛朗斗、漫画/所十三)は、横浜を舞台に暴走族の抗争を描いた1990年代を代表するヤンキー漫画の一つ。主要なキャラクターに対して愛車が必ずセットになっており、さらに人気の旧車を網羅していたことからヤン…
今年は数年ぶりの厳冬とのことで、各地で大雪が猛威を振るっている。雪が積もれば当然バイクには乗れないし、積もらなくてもこれだけ寒いと乗る気になれない……なんて人も多いだろう。 そんな時こそ、バイクが登場する作品を見たり読んだりして、悦に浸るのが吉! 最近はインスタグラムでライダーをフォローして、かっこいい愛車の投稿を見るのが好きなのだが、やっぱりストーリーのある映画や漫画、小説などは別格である。 …
夏の光と影。精緻かつトガッた表現でバイクに乗ることの本質を凝縮している。“私情”最高のバイク映画は、'85年に公開され、今や幻の中編アニメだ。※トップ画像は劇場用パンフレットより。文中の敬称略。 片岡義男、実は読んだことがありません・・・・・・ 炎上を覚悟で告白させてもらうと、私は片岡義男の小説を読んだことがない。若い頃に何冊か購入し、最初のページを読もうとしたのだが、そのまま本を閉じてしまい…
言うまでもないことですが、楽しいですよね、バイクって。乗って楽しい、眺めて楽しい。いじって楽しい、磨いていても楽しい。バイクが楽しいものだから、バイク小説を読んでも、バイク映画を鑑賞しても、やっぱり楽しいのです。 私が推したいバイク小説 いっぱいあります。私が長年にわたって制作していたツーリング雑誌『アウトライダー』でも、多くの作家さんにバイク小説を発表していただきました。 古くは原田宗典さ…