ニュース
前編に続いて、3月18日に開催されたバイカーズ議員連盟総会での討議について紹介する。駐車問題、高速料金問題、リターンライダーの事故増加問題などがテーマとなっている。 国会でも発言されたバイクの駐車場問題 バイクの駐車問題については、議連で幹事長を務める横沢高徳(たかのり)参議院議員から具体的な報告と提案があった。横沢議員は総会に先立って参議院予算委員会でバイクの駐車問題について発言し、欧州や台…
コラム&エッセイ
大盛況だったサイクルショー こんにちは、青木タカオです。各社からさまざまな新型車やコンセプトモデル、関連用品などが展示され、今年も大盛況だった大阪/東京/名古屋モーターサイクルショー。それぞれの入場者数が、主催者から発表されているので、ここでまとめておきましょう。 ■第41回大阪モーターサイクルショー2025 入場者数(インテックス大阪)3月21日(金) 1万6556人3月22日(土) 2万…
コラム&エッセイ
現在、世界で生産されるバイクは年間6000万台に迫り、そのうち日本メーカーが半分近くのシェアを握っている。全体の3%強にあたる約200万台を生産し、日本4大メーカーの一角に数えられるのがスズキだ。乗るとどんな特徴がある? ●文:ヤングマシン編集部 “鈴菌”と呼ばれて 二輪と四輪を両方とも継続的に量産しているメーカーは、世界を見渡してもホンダ、BMW、そしてスズキの3社のみだ。1920年(大正…
ツーリング
日本に古くからある橋のうち、特徴ある構造から「日本三奇橋」として数えられてきたのが山梨県大月市の猿橋、山口県岩国市の錦帯橋、富山県黒部市の愛本橋。このうち愛本橋は現存していないので近年は徳島県三好市の「祖谷のかずら橋」が「日本三奇橋」のひとつだとする説も有力になっています。前回は猿橋をご紹介しましたので、今回は錦帯橋と、祖谷のかずら橋についてのお話です。 山口県岩国市「錦帯橋」 錦帯橋は…
コラム&エッセイ
オランダの技術とドイツのデザインが融合して製造されている「ジキル&ハイドマフラー」。世界40カ国で販売され、年間売上2万本を誇る世界シェアNO.1の電子制御音量可変マフラーだ。カンパニーのCEO(最高経営責任者)ERIK PEETERS(エリック・ピーターズ)氏の姿が、日本正規輸入元・TRIJYA(トライジャ)のブースにあった。 ●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:TRIJYA 高…
コラム&エッセイ
2008年に海外向け車両がデビュー。翌年には国内仕様も登場し最終型となった2017年モデルまで粛々と販売が続けられた2代目「VMAX」なのですが、まさに重複する期間においてヤマハ発動機は創業以来の危機に直面しながらも奇跡的なV時回復を実現。勢いそのままに現在まで続く快進撃の礎となったのがシン・魔神の存在だと筆者は考えます! VMAXという孤高の“魔神”【その9…
コラム&エッセイ
今年も始まりました! 全国300店以上の直営店舗を持つレッドバロンの公式イベント「ファンファンミーティング」。レッドバロンでバイクを購入した「レッドバロン会員」、非会員に関わらず、バイク乗りなら誰でも参加可能なユーザー参加型のリアルイベントとなっている。 催しの内容などは他のForRライター陣が早速アップしているので、僕の回はちょっと変わった視点からこのイベントのレポートをさ…
コラム&エッセイ
週末はイベント三昧! こんにちは青木タカオです。レッドバロンが主催する「2025年 第1回 Fan Funミーティング」3月15日(土)/岡崎中央総合公園(愛知県岡崎市)を皮切りに、「大阪モーターサイクルショー」3月21日(金)〜23日(日)/インテックス大阪(大阪府大阪市)、「東京モーターサイクルショー」3月28日(金)〜30日(日)/東京ビッグサイト(東京都江東区)と、週末はバイクイベントの…
用品
ツーリングや通勤前の運行前点検で空気圧を測りたい、もしくは空気を補充したい時に役立つのがエアポンプ。オフロード走行で空気を抜き、その後空気圧を調整したい時や、パンク修理時にも重宝する。本記事では、キジマより以前から販売されているモデル「スマートエアポンプ」が進化したので紹介する。 ●文/写真:栗田晃(モトメカニック編集部) ●外部リンク:キジマ 多彩なアダプターによる高い汎用性と車載できるコン…
KEYWORDS
FEATURE
突然ですが、皆さんに質問です。高知県の名物といえばなんでしょう?……せーのっ「カツオのたたき!」高知県では昔からカツオがよく揚がり、品質にこだわった一本釣りが盛んです。消費量も全国ナンバーワンで、中でもカツオの表面を焼いてニンニクやショウガを添えて食べる、カツオのたたきは非常に有名です。四国へツーリングに行くからには「絶対にカツオを食べるぞ!」と心に決めていたところ、道の駅 ビオスおおがたの食堂に…
レッドバロンで買ったCRF250Lが大活躍中 みなさん、こんにちは青木タカオです。カワサキ『W1SA』(1971年式)やハーレーダビッドソン『XR1200』(2010年式)などを所有するボクですが、レッドバロン葛飾にて購入したホンダ『CRF250L<S>』のおかげで、ボクのバイクライフはより充実しています。 仕事ばかりで忙しく、プライベートで乗る時間はあまりないものの、取材など…
少年マガジン黄金期の名作、旧車のことは『特攻の拓』に学ぶべし 1991年~1997年にかけて『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」(原作/佐木飛朗斗、漫画/所十三)は、横浜を舞台に暴走族の抗争を描いた1990年代を代表するヤンキー漫画の一つ。主要なキャラクターに対して愛車が必ずセットになっており、さらに人気の旧車を網羅していたことからヤン…
今年は数年ぶりの厳冬とのことで、各地で大雪が猛威を振るっている。雪が積もれば当然バイクには乗れないし、積もらなくてもこれだけ寒いと乗る気になれない……なんて人も多いだろう。 そんな時こそ、バイクが登場する作品を見たり読んだりして、悦に浸るのが吉! 最近はインスタグラムでライダーをフォローして、かっこいい愛車の投稿を見るのが好きなのだが、やっぱりストーリーのある映画や漫画、小説などは別格である。 …
夏の光と影。精緻かつトガッた表現でバイクに乗ることの本質を凝縮している。“私情”最高のバイク映画は、'85年に公開され、今や幻の中編アニメだ。※トップ画像は劇場用パンフレットより。文中の敬称略。 片岡義男、実は読んだことがありません・・・・・・ 炎上を覚悟で告白させてもらうと、私は片岡義男の小説を読んだことがない。若い頃に何冊か購入し、最初のページを読もうとしたのだが、そのまま本を閉じてしまい…
言うまでもないことですが、楽しいですよね、バイクって。乗って楽しい、眺めて楽しい。いじって楽しい、磨いていても楽しい。バイクが楽しいものだから、バイク小説を読んでも、バイク映画を鑑賞しても、やっぱり楽しいのです。 私が推したいバイク小説 いっぱいあります。私が長年にわたって制作していたツーリング雑誌『アウトライダー』でも、多くの作家さんにバイク小説を発表していただきました。 古くは原田宗典さ…