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ミヤシーノ 宮下 豊史の執筆記事一覧
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メンテナンス
【ハンドツール小ネタ集】利便性の高さはレンチ類の中でトップ!? 早回しから本締めまで使えるギアレンチ
ボルトナットを連続的に回せる工具を代表するのがソケットレンチですが、それとは別に多くのユーザーに愛用されているのがギアレンチです。メガネレンチのメガネ部分にラチェットメカニズムを内蔵したギアレンチは1990年代に登場した比較的新しい工具ですが、現在ではプロ、アマチュアを問わずさまざまな作業シーンで活躍しています。一度使うとソケットレンチから乗り換えるユーザーも少なくないギアレンチの魅力を紹介しまし…
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用品
【iPhoneユーザーはこれ一択!?】車体からの充電がケーブル1本で完結する「バイク専用電源Lightning」
アイフォーンユーザーはまだしばらくLightning縛り!? 先ごろ新発売されたiPhone13でも充電端子はやっぱりLightningが継続採用されました。 各個々人様々な意見があるかと思いますが、自分はLightningに慣れていますし仕事の机、寝室のベットの枕元、車の中など主な立ち回り先にLightningケーブルを常設しているので、変わってしまうと逆に全てを買い揃えなければなりませ…
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用品
スマホを瞬時に固定!さらに多彩なオプションで安心&便利に使えるQuad Lockのスマートフォンホルダー
シンプルな脱着が特徴のスマホホルダーQuad Lock(クアッドロック) バイクでスマートフォンをナビ代わりに使う際は、とにかくスマホの落下を避けたいものです。必然的に様々な落下防止措置が施され、スマートフォンの脱着に手こずってしまうホルダーが少なくありません。 しかし、ここで紹介するQuad Lock(クアッドロック)のスマートフォンホルダーは、スマホの脱着をとにかくシンプルかつ瞬時に行…
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メンテナンス
【手順を解説】摩耗・劣化したハンドルグリップの交換方法
ハンドルグリップも摩耗&硬化していく! 金属、樹脂、ゴムなど様々な素材からできているバイクの車体ですが、中でもゴムの部品は劣化や摩耗しやすい部品です。 例えば、タイヤは走行距離に応じて摩耗が進みますし、乗らずに数年~数十年放置するとヒビが入ったり硬化したりしてグリップ力が著しく低下していきます。 タイヤに関しては劣化具合がわかりやすいですし、安全に直結する部品ですので交換時期に関…
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メンテナンス
【手順を解説】ブレーキレバーの交換方法と交換時のグリスアップ
誰もが1度は経験する!? レバーの破損 軽微な立ちごけでもレバーが曲がってしまったり、折れたりすることは良くある話。 よく曲がったり、折れたりしているレバーに慣れてしまって「むしろ交換したくない」と強弁する人が居ますが、本来の形状の新品レバーの方が圧倒的に操作しやすいはずなので、なるべく早く交換していただきたいものです。だってメーカーが設計し販売している形なのですからね。 レバーの交換は…
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メンテナンス
【セロー250のチェーン調整】 快適な走行のためにチェーンの張りを適正に!調整手順を解説【スネルカム式って何?】
走る距離と共に“伸び”が発生するチェーン バイクのチェーンは定期的な点検と調整が欠かせません。走行距離を重ねていくとチェーンのブッシュ部分やローラーが摩耗します。摩耗はごくわずかですが、チェーンのコマ数分を合わせると大きな「伸び」という形で現れてくるのです。 チェーンの遊び(張り)は、車種によって違うので、適正な遊び量はたいてい説明書に記載されています(一部の車種はスイングアームのコーショ…
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メンテナンス
バイクの傷を自分で補修できる!? 初心者にもおすすめのタッチアップペイント
傷の大きさや種類に応じて様々な補修法がある 車体の塗装面に小さな傷が入ってしまった場合、いくつか対処策があります。 例えば塗装のクリア層に付いた浅い傷は、コンパウンドやキズ消し用の磨き剤で磨き込めば、ほとんど目立たなくなると思います。 それより深い傷で、クリアの下の塗装部分まで到達してしまった傷に関しても磨けば、ある程度は目立たなくなるかも知れません。ただ、完全に消し切ることが難しいかと思い…
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メンテナンス
【エンジン好調の秘訣!】空気のゴミや異物を取り除くエアクリーナーの点検&整備してますか!?
好調なエンジンの燃焼には「良い燃料」「良い火花」そして「良い空気」の3要素が欠かせません。 その中でエアクリーナーのコンディションは「良い空気」を担います。 空気中にはゴミやホコリ、砂利などが含まれています。それらの異物がエンジン内に吸入されて入り込むとシリンダーやピストンを傷つけることも起こり得ます。また、エンジンオイルに混入してしまうと各部の摩耗を早めることにもなります。 そこで、エアク…
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役立ち情報
シート表皮が切れた!応急処置でそのままガムテープを貼るのは絶対NGな理由とは?
シート表皮が破れた場合はひとまずガムテープで応急処置!ですが、貼り方に要注意! いたずらでシートの表皮が切られてしまったり、経年劣化でシート表皮がやぶれてしまうことは良くある話です。 表皮が切れたまま放置すると、露出したシートスポンジ(アンコ)に雨水が染みたり、直射日光に当たって紫外線劣化が急速に進みます。 表皮が切れてしまった時はできるだけ早くバイクショップでシート表皮の補修、もし…
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メンテナンス
【手順を解説】バイク用H4ヘッドライトバルブの交換方法
最近ではLEDヘッドライトが純正品で採用されたり、カスタムパーツでの販売もされるなど一般的になってきました。LEDはコストが高いのが難点ですが、省電力&高効率、長寿命で良いことずくめです。 一方で小排気量をはじめとしてまだまだ採用車が多いのがハロゲンバルブ(ヘッドライトバルブ)です。 ハロゲンバルブは長期間の点灯によってフィラメント(タングステン)が切れて寿命を迎えます。いわゆる球切れ…
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メンテナンス
【手順を解説】エンジンオイルの交換方法と初心者への注意点
オイル交換といえば、DIYメンテナンスの中でもビギナー向けでかんたんな作業内容であるとよく言われます。 確かに「オイルを抜いて規定量入れるだけ」と、文字にしてしまえば非常にシンプルではあります。 しかし、オイルは「エンジンの血液」と呼ばれているように失敗すればエンジン内部の潤滑不良を招き故障に直結します。 自分でオイル交換(&フィルター交換)を行うなら最低限、正しい知識と以下に挙…
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メンテナンス
【手順を解説】熱・釣り糸・マスキングテープを使ったステッカーの貼り方と剥がし方
ステッカーは手軽に誰でも楽しめるカスタム最初の一歩と言えるのはないでしょうか? ステッカー1枚で愛車のイメージが変わったり、自分のバイクとして愛着が湧いたりもしますが、難しい技術はいらないですし、もちろん工具不要で楽しめます。 昔は「ステッカーチューン」などとも言われおり「このステッカーで5馬力アップだぜ」なんていうのが昭和時代ではライダーの定番ギャグでした……。 そんなステッカーですが、自…
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ツーリング
【スポーツスターでキャンプツーリング】XL1200Lで富士山を愛でる【1週間の旅】
キャンプツーリング=アドベンチャーバイク?? 近年流行している、BMWのR1250GSやホンダのアフリカツインなどのアドベンチャーバイク。ロングツーリング、とくにキャンプツーリングに適していて、荷物を満載できるように純正オプションでもハードタイプケース(樹脂やアルミ製のパニアケースやトップケース)の設定があります。私もキャンプが好きなこともありご多分に漏れずR1200GS(少し前の空冷タイプ)の…
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メンテナンス
快適な走りは足元から!タイヤの安全点検と空気圧のチェック方法とは?
タイヤは命とバイクと快適性とその他諸々たくさんのものを乗せている!? バイクにとってタイヤは大切なパーツであることは言うまでもありません。 タイヤのコンディションが悪いと、乗り心地やグリップ性能、制動力など走り全てに悪影響が出ることになります。 タイヤの空気は自然に抜けるので定期的な補充が必要 バイクのタイヤはチューブタイプとチューブレスタイプの2種類が主に使われていますが、どちらも時間の…
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メンテナンス
【貼るだけカラーチェンジ】ラッピングフィルムでサイドカバーをお手軽劇的イメージチェンジ!
カラー変更で愛車のイメージ激変! バイクの外装部品は工具を使って外すことができるので、他の色の外装に交換したり、自分でペイントしてカラーチェンジが楽しめます。 しかし、自宅でスプレーを吹いてペイントするなどといった作業は、ご近所の目もありますし、なかなかできないものです。 そこでお手軽なカラーチェンジ法としてお勧めなのがラッピングフィルムです。 ラッピングフィルムは、外装部品を包むよ…
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メンテナンス
【ハンドツール小ネタ集】ボルトやナットを回す際はスパナよりメガネレンチがオススメな理由
ボルトやナットを回す工具として真っ先に思い浮かぶのがスパナやメガネといったレンチ類ではないでしょうか。頭部(口径部)が開いたスパナはボルトナットにセットするのが容易で、メガネレンチは力がしっかり伝えられる印象ですが、どちらの工具にも作業性を向上させる特徴があります。バイクのメンテではメインがメガネレンチ、スパナをサブとして使い分けるのが一般的なようです。 スパナとメガネレンチ、ボルトを回す目的は…
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メンテナンス
割れてしまった樹脂(プラスチック)パーツを強固に補修!ストレートの「プラスチックリペアキット」
樹脂パーツは転倒などで割れてしまう 燃料タンク以外の外装パーツには樹脂製のものが使われていることが多いですが、樹脂部品は転倒などで割れてしまうことがあります。 破損した場合、補修用の純正部品がメーカーから供給されているのであれば、新品に交換するのが見た目と機能を回復させる最善策であるのは言うまでもありません。 しかし、外装パーツは高額であることが多いですし、見た目さえ気にしないならば、割…
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用品
【CT125のカスタム】ハンターカブのデカキャリア。トップケースはどれが似合うかな?【CT125三昧の毎日〜その⑥】
CT125ハンターカブのアイデンティティのひとつ、それは大きな大きなリアキャリアです。座面の長さは460mm、幅は410mm。スチール製で分厚いので、どんなものでも積載できそうなポテンシャルを秘めています。 購入後1年以上たった2021年8月現在はトップ写真やこの記事の一番下の写真でお分かりのように、大きな黒いトップケースを装着しています。この記事の写真を撮影した頃はまだCT125を購入しまも…
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用品
【CT125のカスタム】ハンターカブをツーリング仕様に。アクセサリーバー&スクリーン装着【CT125三昧の毎日〜その⑦】
ハンターカブのカスタム熱は購入直後からヒートアップしています。基本コンセプトは、林道も走れるキャンプツーリング仕様です。今回は旅を快適にするウインドシールド(スクリーン)とスマートフォンホルダーや他のアクセサリーを装着しやすいようにするアクセサリーバーを兼ねた製品の取り付けです。 ZETA アドベンチャーウインドシールド ZETAアドベンチャー ウィンドシールドCT125用 1万8,700円(…
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メンテナンス
【ハンドツール小ネタ集】バイクで出番は少ない!?マイナスドライバーのサイズと使い方
ドライバーセットの中に必ず入っているけれど、現代のバイクやクルマのメンテナンスではあまり出番がないのがマイナスドライバーです。緩めるビスが少ないため、張り付いた部品を剥がす際にタガネのように使われることもある可哀想な工具ですが、旧車の点火系やキャブレターをいじる際にはまだまだ欠かせません。そんなマイナスドライバーの種類や使い方に注目してみましょう。 平行溝のマイナスビスと先細りのドライバーの刃先…
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メンテナンス
メンテに応急処置に大活躍する結束バンドの使い方あれこれ
バイクライフの様々なシーンで役立つ結束バンド 電装部品の装着時などに配線をまとめるために便利な「結束バンド」ですが、配線用途以外にもバイクに使えるシーンは数多くあります。 「タイラップ」や「インシュロック」と呼ぶのも広く浸透しているのですが、これらは商品名になりますので、ここでは「結束バンド」と表記してまいります。 結束バンドは多種多様な商品が存在し、サイズや色など無数にありますが、…
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メンテナンス
【ハンドツール小ネタ集】プラスドライバーのサイズ区分と正しい使い方って知ってる!?
「工具」と聴いて誰もが思い浮かべる代表的なアイテムのひとつが、ネジを回すためのドライバーではないでしょうか。新しいバイクではプラスビスの代わりに六角ボルトや六角穴付きボルト=キャップボルトやトルクスボルトが多くなり、バイクのメンテナンスでドライバーを使う場面は以前に比べて減ってはいますが、多くの人にとってドライバーはなじみ深いハンドツールだと思います。 プラスドライバーは押して回すのが当たり前と…
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メンテナンス
【CT125のカスタム】フリクション低減!高性能チェーンへの交換のすすめ【CT125三昧の毎日〜その⑤】
CT125ハンターカブのカスタムネタの中でこれは特にお勧めしたいカスタムです。CT125は税込44万円と原付二種カテゴリーの中でかなり高価な車種です。C125からCT125用に最適化されたフレームやエンジン、さらにCT110に寄せた外観などかなり手の込んだ一台です。ただこまごまとしたパーツは必要最低限の品質となっております。特に注目したいのがドライブチェーン。残念なことにクリップ式でノンシール…
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メンテナンス
【メンテ作業で重宝】バイクのミラーが日常点検に役立つ!消耗品や下回りの点検も楽々できる不要ミラーの使い方とは?
肉眼では見えにくいあんなところやこんなとこ、バイクのミラーでハッキリ見える! ライダーならば誰もが体験したことがある辛いことと言えば転倒です。 コケたら体が痛い思いをするのはもちろんですが、車体のどこかしらにもダメージがあるもので、代表的なところではレバーとかミラーとか、ステップなどが破損することになります。レバーやステップは純正補修部品で修理することが一般的ですが、ネイキッドバイクならミラ…