WRITING ARTICLE
菅生 雅文の執筆記事一覧
-
コラム&エッセイ
【春のキャンプめし】サバ缶と納豆で作る山形「ひっぱりうどん」
やけに暖かくなったかと思えば、また寒い日が続いたり。春が一日一日と近づいてきている証拠ですよね。新緑の美しい春はキャンプツーリングが気持ちいい。ということで今回は、春キャンプにおすすめの野外料理をご紹介。山形県内陸部の郷土料理「ひっぱりうどん」です。 「ひっぱりうどん」とは? 茹でた鍋からうどんを直接ひっぱり上げて食べることから「ひっぱりうどん」という名になったこのメニュー。地域によっては「…
-
コラム&エッセイ
【冬のキャンプめし】「うまい」「簡単」「温まる」ひっつみ
冬、キャンプツーリングに出かけるなら、夜は体が温まる料理を食べたいもの。ということで今回は、岩手県の郷土料理「ひっつみ」をご紹介。これは肉や野菜の入った醤油仕立ての鍋に、小麦粉の生地をちぎり入れて煮込んだ料理でして、生地を「ひっつまむ」ことから「ひっつみ」という料理名になったのだとか。栄養満点、おなかも満足する料理なので、キャンプはもちろんご自宅でもどうぞ。 材料はその日の気分でOK? 家庭…
-
コラム&エッセイ
【冬のキャンプめし】「うまい」「簡単」「温まる」なんちゃって明石焼
寒い季節にキャンプをするなら、体が温まる料理は欠かせません。ということで過去3回、山形の芋煮、岩手の芋の子汁、韓国風の辛ラーメン鍋などのレシピをご紹介してきましたが、今回は兵庫県の「明石焼」です。これをキャンプツーリング時のお手軽レシピにアレンジして作ってみました。 明石焼とは 兵庫県明石市の「明石焼」は、小麦粉とじん粉(小麦でんぷん)、卵とだし汁を混ぜた生地にたこを入れて焼き、つけ汁に…
-
コラム&エッセイ
【冬のキャンプめし】「うまい」「簡単」「温まる」辛ラーメン鍋
冬、キャンプツーリングに出かけるなら、夜は体が温まる料理を食べたいもの。ということで今回は、韓国の辛ラーメンを利用した超カンタンな鍋料理をご紹介。最初は具だけを煮込んで酒のつまみにして、最後に麺を鍋に入れてシメにするというスタイルです。ご自宅でも、ぜひどうぞ。 面倒なことは一切なし 北風の吹きつけるキャンプ場で炊事場に立ち、冷たい水で野菜を洗ったり、肉を切り分けたりなんて、したくないじゃない…
-
コラム&エッセイ
【冬のキャンプめし】「うまい」「簡単」「温まる」芋の子汁レシピ
冬、キャンプツーリングに出かけるなら、夜は体が温まる料理を食べたいもの。ということで前回は、山形風の「芋煮」や玉こんにゃくの「ピリカラ煮」のレシピをざっくりとご紹介しました。今回は、岩手風の「芋の子汁」の作り方をお伝えします。山形の「芋煮」と岩手の「芋の子汁」って、何が違うのか。前者は煮物で、後者は汁物? いえいえ、実は材料と味付けにも、ちょっとした違いがあるのです。 何県の芋煮であろうとおいし…
-
コラム&エッセイ
【冬のキャンプめし】「うまい」「簡単」「温まる」私のレシピ3選
ここ数年はキャンプがブームになっているようで、週末はどこのキャンプ場も人であふれ、大混雑というありさま。たまには静かな環境でのんびりとキャンプを楽しみたいではないですか。となれば、冬こそチャンス! 寒い季節にキャンプをする人は少ないですからね。ということで今回は、冬のキャンプに欠かせない、体が温まる野外料理のレシピを3つ、ご紹介。「冬はキャンプに行きたくない」という方は、ご自宅で作ってみてはいかが…
-
コラム&エッセイ
私が推したい【バイクが登場する作品】『虹色にランドスケープ』熊谷達也(著)
言うまでもないことですが、楽しいですよね、バイクって。乗って楽しい、眺めて楽しい。いじって楽しい、磨いていても楽しい。バイクが楽しいものだから、バイク小説を読んでも、バイク映画を鑑賞しても、やっぱり楽しいのです。 私が推したいバイク小説 いっぱいあります。私が長年にわたって制作していたツーリング雑誌『アウトライダー』でも、多くの作家さんにバイク小説を発表していただきました。 古くは原田宗典さ…
-
メンテナンス
チェーンやホイールのメンテが楽々!「メンテナンスローラースタンド」
チェーンのクリーニングや注油、ホイール磨き、タイヤのチェックなど、これがあれば作業がラクになる。今回はそんなスタンドをご紹介します。 メンテナンスローラースタンド センタースタンドがないバイクのホイール&チェーンメンチナンスに最適な、デイトナの「メンテナンスローラースタンド」(税込4,400円)。2本のローラーにタイヤを乗せれば、あとはタイヤを手で回せるようになる。リアタイヤ、フロントタ…
-
コラム&エッセイ
【ライディングジャケット】ミリタリーパッチでカスタマイズしてみた
映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒットで、またまた流行中のフライトジャケット。MA-1なんてもう、1980年代後半からは定番中の定番ジャケットと呼べそうなぐらいに定着しています。筆者も若いころは、そんなフライトジャケットを着てバイクに乗ったりしていました。が、しかし! フライトジャケットはライディングジャケットと違ってプロテクターが装着されていないので、少々不安なんですよね……。ということで…
-
ニュース
「カスタム特集」でバイク愛を高めたい‼ 『R★B』(vol.45)無料配布を開始
『R★B』Vol.45が、12月1日、無料配布をスタートしました。『R★B』とは、レッドバロンが発行しているA5サイズのフリーマガジン。「バイクやツーリングの魅力」をお届けしながら「新たなレッドバロン像」を構築すべく、年4回のサイクル(3・6・9・12月)に発行されているものです。今回はその最新号の内容をご紹介します! 巻頭特集はカスタム! マフラーを交換したり、フェンダーレスにしたり、スラ…
-
ツーリング
東京の大人気ワインディングロード「奥多摩周遊道路」と天ぷらたっぷり激ウマ丼
東京都内にも、山岳ワインディングロードがあるということをご存じでしょうか。しかもその距離、約20㎞。大したものです。今回は関東圏のライダーに絶大な人気を誇る「奥多摩周遊道路」をご紹介します。それと絶品の舞茸天丼も! 奥多摩周遊道路とは 奥多摩周遊道路は、奥多摩町川野と檜原(ひのはら)村数馬を結ぶ19.7kmの都道です。昭和48年4月に東京都初の有料道路「奥多摩有料道路」として開通し、平成…
-
ツーリング
ツーリングに役立つロープワーク/「テグス結び」で輪っかを作る
ロープワークとは、用途に応じた「ロープの結び方」や「使用方法」の総称のこと。もやい結び、自在結び、トラッカーヒッチなど、結び方は用途ごとに多数ありますが、今回はその中から、テグス結びをご紹介します。 リアシートに大きなバッグを積みたいんだけど キャンプツーリングに出かける際など、リアシートに大きくて重たいバッグを積載することがありますよね。 バッグを縛りつけるには、荷かけフックが車体…
-
用品
冬用グローブへ衣替えする時期だからこそ「3シーズン用グローブのお手入れ」を
だいぶ寒くなってきました。バイクで走っていると指先がジンジン冷えてきます。「そろそろウインターグローブに替えようかな」って考えている方も多いことでしょう。では、今お使いの3シーズン用グローブ、どうします? 来シーズンまで汚れた状態で放置? それはもったいない。きちんと手入れをしておけば、グローブは長持ちするのです。ということで、今回は3シーズン用レザーグローブのメンテナンスについて。 まずはブラ…
-
ツーリング
浜名湖に行くなら昭和ノスタルジック食堂「汐見茶屋」にも立ち寄らねば!
冬場のツーリング。どんどん行き場がなくなってきますよね。雪の降る地域、道路が凍ってしまう地域には行けませんから。そんなとき、関東圏のライダーだったら南房総や伊豆半島の海岸沿いあたりをめざすのでしょうが、筆者はけっこう浜名湖に向かいます。浜名湖がある遠州灘沿いは冬でも比較的暖かく、お天気に恵まれるケースも多いのです。しかも浜名湖まで行けば、筆者が愛してやまないノスタルジックな食堂の、暖簾をくぐること…
-
用品
使い勝手とデザイン良好! ヘンリービギンズのツーリングシートバッグ
先月、3泊4日のツーリングに出かけるにあたり、前から欲しかったデイトナのヘンリービギンズ「DH-717 ツーリングシートバッグBASIC」を購入。選んだのは、メーカーサイドで「日帰り~1泊サイズ」と紹介している一番小さなSサイズ。「3泊4日なのに、大丈夫か?」と思ったものの、結果的には問題なし! 積載するバッグが軽くコンパクトだと見た目もスッキリ、車両全体の重心のバランスも崩れないから、走りを満喫…
-
ツーリング
行くなら来週!? 「八ヶ岳(清里・野辺山)」紅葉狩りツーリング
秋のツーリングのお楽しみのひとつ、紅葉狩り。バイクで走るにはちょっと寒いけど、赤や黄色に染められた野山は燃え上がるような美しさで、「見に来た甲斐があったな」と誰もが納得するはず。気になるのは「いつ行くか」というタイミングですが、八ヶ岳のふもと、清里(きよさと)や野辺山(のべやま)であれば、11月第一週あたりかな? というのが筆者の予想です。 八ヶ岳高原ライン まずは中央道・小淵沢ICを降り、…
-
ツーリング
新そばもガッツリ食べたい「信州・安曇野」ツーリング・スポット4選
バイクであてもなくブラついていたら、見事なそば畑を発見。可憐な白い花がいっぱいに咲いていたではありませんか。秋は新そばの季節。そばは、挽きたて、打ちたて、ゆでたての「三たて」が旨いなんて申しますが、さらに収穫したての新そばだと、もっと旨い。週末あたり、食べに行っちゃおうかなあと、信州・安曇野のあの店を思い浮かべるのであります。 松本城には立ち寄っておきたい といいつつ、そば屋へ行く前に。…
-
ツーリング
日本最後の清流・高知「四万十川」と「沈下橋」を訪ねる
「今度の休み、バイクでどこに行こうかな。もう近場はほとんど訪ねてしまったし」そうしたお悩み、よくわかります。何年も乗っていると、当然そうなります。だったら視点を変えて、「〇〇に行く」のではなく、「〇〇をたどる」というツーリングはどうですか? 例えば、川。日本には最上川、利根川、信濃川、天竜川、紀の川など、一級河川が14000近くもあります。ご自身のお住いのエリアにも、大きな川があるはず。その川の河…
-
ツーリング
絶景シーサイド・八戸「種差海岸」と謎のご当地メニュー「ざる中華」
東北の爽快ロードといえば、八幡平アスピーテラインや蔵王エコーライン、鳥海ブルーラインや磐梯吾妻スカイラインなど、山の道ばかりが思い浮かぶものですが、海にもいい道があるんです。そのひとつが今回ご紹介する、青森県道1号線。八戸(はちのへ)市の最東部、風光明媚な種差(たねさし)海岸に沿って走る、通称“うみねこライン”です。 八戸はまさに交通の要 八戸って、北海道行きのフェリーが出ていますから、…
-
ツーリング
「キャンプツーリング」自分のシートバッグにジャストサイズのテーブルを自作
テーブルの天板が、シートバッグの底面とぴったりサイズだったら、いいことがいっぱい。バッグの一番下にテーブルを収納すれば、バッグの底がきっちりと平らになるから、バイクへ積載する際の安定性が向上。サイドバッグの中身を取り出すときなんかも、シートバッグの両サイドが垂れ下がっていると邪魔じゃないですか。そんな面倒もなくなるのです。 とはいえ、自分のシートバッグにぴったりサイズのテーブルなんて、どこで売っ…
-
ツーリング
さいはて感が心地いい! 高知「足摺サニーロード」と「足摺スカイライン」
四国最南端の足摺(あしずり)半島周辺は、高速道路や鉄道が通じていないため、遠方から足を運ぶのは大変。ちなみに東京からの移動だと、国内でもっとも時間を要する場所のひとつともいわれているそう。だからこそ、訪ねてみれば最高の「さいはて感」が満喫できるのです! 今回はそんな足摺半島周辺にある、ライダーにお勧めの爽快ロードをふたつご紹介します。 足摺サニーロードで爽快シーサイドクルーズ タイトルバック…
-
ツーリング
高知県「龍河洞スカイライン」の後は高知市内観光&「ひろめ市場」でグビグビ
日帰りツーリングも手軽でいいものですが、泊まりがけだと、楽しみはより深くなる。その晩、旅先ならではの酒の肴で飲めたりしますからね。日中はバイクで気持ちよく走り回り、夕方、ホテルにチェックイン。シャワーで軽く汗を流したら、夜の街へと繰り出す。これがいいんです。今回は高知県高知市での素晴らしき一日をご提案しましょう。 龍河洞スカイラインを駆け上がる! まずはお勧めの〈走りどころ〉を。 龍河洞…
-
ツーリング
日本一細長い半島を駆け抜けて、いざ! 四国最西端「佐田岬」へ
ツーリングに行くなら、○△岬、△□埼など、はじっこまで行ってみるのが大好きというライダーはいっぱいいます。筆者もそのひとり。地の果て、道の尽きる場所。そこから先にはもう、海と空しかない。いいですよね。宗谷岬も、竜飛岬も、犬吠埼も潮岬も素晴らしいですが、今回は先月から続く、四国の最西端「佐田岬(さだみさき)」のお話。 まずは前回までのおさらい、下灘駅 まずは、ちょっと前…
-
ニュース
いいね~、外国車! 『R★B』(vol.44)無料配布をスタート
レッドバロンが発行しているフリーマガジン『R★B』。その最新号(vol.44)が、2022年9月、無料配布を開始しました。今回の特集は、外国車について。「外車はちょっとなあ」なんて、敬遠気味の方もいるかも知れませんが、まずは読んでみてくださいな。「いいじゃん、外車!」と思えるポイントがいくつも見つかるはずです! 『R★B』(アール・ビー)とは!? 『R★B』は、「バイクやツーリングの魅力…