WRITING ARTICLE
菅生 雅文の執筆記事一覧
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ツーリング
ツーリングに役立つロープワーク/「テグス結び」で輪っかを作る
ロープワークとは、用途に応じた「ロープの結び方」や「使用方法」の総称のこと。もやい結び、自在結び、トラッカーヒッチなど、結び方は用途ごとに多数ありますが、今回はその中から、テグス結びをご紹介します。 リアシートに大きなバッグを積みたいんだけど キャンプツーリングに出かける際など、リアシートに大きくて重たいバッグを積載することがありますよね。 バッグを縛りつけるには、荷かけフックが車体…
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用品
冬用グローブへ衣替えする時期だからこそ「3シーズン用グローブのお手入れ」を
だいぶ寒くなってきました。バイクで走っていると指先がジンジン冷えてきます。「そろそろウインターグローブに替えようかな」って考えている方も多いことでしょう。では、今お使いの3シーズン用グローブ、どうします? 来シーズンまで汚れた状態で放置? それはもったいない。きちんと手入れをしておけば、グローブは長持ちするのです。ということで、今回は3シーズン用レザーグローブのメンテナンスについて。 まずはブラ…
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ツーリング
浜名湖に行くなら昭和ノスタルジック食堂「汐見茶屋」にも立ち寄らねば!
冬場のツーリング。どんどん行き場がなくなってきますよね。雪の降る地域、道路が凍ってしまう地域には行けませんから。そんなとき、関東圏のライダーだったら南房総や伊豆半島の海岸沿いあたりをめざすのでしょうが、筆者はけっこう浜名湖に向かいます。浜名湖がある遠州灘沿いは冬でも比較的暖かく、お天気に恵まれるケースも多いのです。しかも浜名湖まで行けば、筆者が愛してやまないノスタルジックな食堂の、暖簾をくぐること…
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用品
使い勝手とデザイン良好! ヘンリービギンズのツーリングシートバッグ
先月、3泊4日のツーリングに出かけるにあたり、前から欲しかったデイトナのヘンリービギンズ「DH-717 ツーリングシートバッグBASIC」を購入。選んだのは、メーカーサイドで「日帰り~1泊サイズ」と紹介している一番小さなSサイズ。「3泊4日なのに、大丈夫か?」と思ったものの、結果的には問題なし! 積載するバッグが軽くコンパクトだと見た目もスッキリ、車両全体の重心のバランスも崩れないから、走りを満喫…
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ツーリング
行くなら来週!? 「八ヶ岳(清里・野辺山)」紅葉狩りツーリング
秋のツーリングのお楽しみのひとつ、紅葉狩り。バイクで走るにはちょっと寒いけど、赤や黄色に染められた野山は燃え上がるような美しさで、「見に来た甲斐があったな」と誰もが納得するはず。気になるのは「いつ行くか」というタイミングですが、八ヶ岳のふもと、清里(きよさと)や野辺山(のべやま)であれば、11月第一週あたりかな? というのが筆者の予想です。 八ヶ岳高原ライン まずは中央道・小淵沢ICを降り、…
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ツーリング
新そばもガッツリ食べたい「信州・安曇野」ツーリング・スポット4選
バイクであてもなくブラついていたら、見事なそば畑を発見。可憐な白い花がいっぱいに咲いていたではありませんか。秋は新そばの季節。そばは、挽きたて、打ちたて、ゆでたての「三たて」が旨いなんて申しますが、さらに収穫したての新そばだと、もっと旨い。週末あたり、食べに行っちゃおうかなあと、信州・安曇野のあの店を思い浮かべるのであります。 松本城には立ち寄っておきたい といいつつ、そば屋へ行く前に。…
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ツーリング
日本最後の清流・高知「四万十川」と「沈下橋」を訪ねる
「今度の休み、バイクでどこに行こうかな。もう近場はほとんど訪ねてしまったし」そうしたお悩み、よくわかります。何年も乗っていると、当然そうなります。だったら視点を変えて、「〇〇に行く」のではなく、「〇〇をたどる」というツーリングはどうですか? 例えば、川。日本には最上川、利根川、信濃川、天竜川、紀の川など、一級河川が14000近くもあります。ご自身のお住いのエリアにも、大きな川があるはず。その川の河…
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ツーリング
絶景シーサイド・八戸「種差海岸」と謎のご当地メニュー「ざる中華」
東北の爽快ロードといえば、八幡平アスピーテラインや蔵王エコーライン、鳥海ブルーラインや磐梯吾妻スカイラインなど、山の道ばかりが思い浮かぶものですが、海にもいい道があるんです。そのひとつが今回ご紹介する、青森県道1号線。八戸(はちのへ)市の最東部、風光明媚な種差(たねさし)海岸に沿って走る、通称“うみねこライン”です。 八戸はまさに交通の要 八戸って、北海道行きのフェリーが出ていますから、…
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ツーリング
「キャンプツーリング」自分のシートバッグにジャストサイズのテーブルを自作
テーブルの天板が、シートバッグの底面とぴったりサイズだったら、いいことがいっぱい。バッグの一番下にテーブルを収納すれば、バッグの底がきっちりと平らになるから、バイクへ積載する際の安定性が向上。サイドバッグの中身を取り出すときなんかも、シートバッグの両サイドが垂れ下がっていると邪魔じゃないですか。そんな面倒もなくなるのです。 とはいえ、自分のシートバッグにぴったりサイズのテーブルなんて、どこで売っ…
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ツーリング
さいはて感が心地いい! 高知「足摺サニーロード」と「足摺スカイライン」
四国最南端の足摺(あしずり)半島周辺は、高速道路や鉄道が通じていないため、遠方から足を運ぶのは大変。ちなみに東京からの移動だと、国内でもっとも時間を要する場所のひとつともいわれているそう。だからこそ、訪ねてみれば最高の「さいはて感」が満喫できるのです! 今回はそんな足摺半島周辺にある、ライダーにお勧めの爽快ロードをふたつご紹介します。 足摺サニーロードで爽快シーサイドクルーズ タイトルバック…
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ツーリング
高知県「龍河洞スカイライン」の後は高知市内観光&「ひろめ市場」でグビグビ
日帰りツーリングも手軽でいいものですが、泊まりがけだと、楽しみはより深くなる。その晩、旅先ならではの酒の肴で飲めたりしますからね。日中はバイクで気持ちよく走り回り、夕方、ホテルにチェックイン。シャワーで軽く汗を流したら、夜の街へと繰り出す。これがいいんです。今回は高知県高知市での素晴らしき一日をご提案しましょう。 龍河洞スカイラインを駆け上がる! まずはお勧めの〈走りどころ〉を。 龍河洞…
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ツーリング
日本一細長い半島を駆け抜けて、いざ! 四国最西端「佐田岬」へ
ツーリングに行くなら、○△岬、△□埼など、はじっこまで行ってみるのが大好きというライダーはいっぱいいます。筆者もそのひとり。地の果て、道の尽きる場所。そこから先にはもう、海と空しかない。いいですよね。宗谷岬も、竜飛岬も、犬吠埼も潮岬も素晴らしいですが、今回は先月から続く、四国の最西端「佐田岬(さだみさき)」のお話。 まずは前回までのおさらい、下灘駅 まずは、ちょっと前…
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ニュース
いいね~、外国車! 『R★B』(vol.44)無料配布をスタート
レッドバロンが発行しているフリーマガジン『R★B』。その最新号(vol.44)が、2022年9月、無料配布を開始しました。今回の特集は、外国車について。「外車はちょっとなあ」なんて、敬遠気味の方もいるかも知れませんが、まずは読んでみてくださいな。「いいじゃん、外車!」と思えるポイントがいくつも見つかるはずです! 『R★B』(アール・ビー)とは!? 『R★B』は、「バイクやツーリングの魅力…
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ツーリング
橋が跳ね上がる!? 現役で動く日本最古の道路可動橋「長浜大橋」【愛媛県大洲市】
前回は【四国最西端「佐田岬」を目指す際に立ち寄りたいツーリングスポット】第1弾として、愛媛県伊予市の「日本一海に近い駅」下灘駅をご紹介しました。今回は第2弾。愛媛県大洲市にある、日本最古の道路可動橋「長浜大橋」についてお伝えします。 「日本一海に近い駅」下灘駅からバイクで15分 長浜大橋は、下灘駅から瀬戸内海沿いの国道378号線(夕やけこやけライン)を西へ走ること、約12㎞。 愛車の鼓動を感…
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ツーリング
愛媛県伊予市「日本一海に近い駅」下灘駅と夕やけこやけライン
四国の最西端「佐田(さだ)岬」は、日本一細長い半島として知られている「佐田岬半島」の先端にあります。全国各地、はじっこまで行ってみるのが大好きなツーリングライダーならば、一度は訪ねてみたい場所でしょう。佐田岬は景色も道も素晴らしいので、いったいどんなところなのかは近々このForRでもご紹介しますが(2022年9月を予定)、佐田岬に行く途中にも、おすすめのスポットはあるのです。今回は佐田岬ツーリング…
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ツーリング
「角島大橋」だけじゃない! 見どころいっぱいの本州最西端、山口県下関市のおすすめスポット
前回、山口県下関市にある「角島大橋」をご紹介しました。美しい海の上を駆けていく、大きくて長い橋は、ツーリングの目的地として充分に魅力的。なのですが、下関にはまだまだたくさん見どころがあるのです。今回は「角島大橋」とあわせて立ち寄りたい下関のおすすめツーリングスポットをご紹介します。 本州最西端! 毘沙ノ鼻 角島大橋に行くのなら、せっかくだからこちらにも立ち寄りたい。本州最西端の地、毘沙ノ…
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ツーリング
海風と渡る! 山口県下関市「角島大橋」と安ウマ「ふくの河久」ふく刺しぶっかけ丼
バイクで走って気持ちがいい道といえば、スポーツ・ライディングと自然景観が楽しめる山岳ワインディングロード? 確かにそうなんですけど、北海道の道路のように、地平線に向かってまっすぐに伸びるストレートっていうのもアリですよね? じゃあ、美しい海の上を駆けていく、大きくて長い「橋」はどうでしょう。例えば本州の西端、海士ヶ瀬戸に架かる、角島大橋(つのしまおおはし)。 歓喜に震えてしまう「海の道」 バ…
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用品
悪天候でも不安なし! エンデュリスタンの完全防水バッグ
雨のツーリングは気が滅入りますよね。レインウエアを着ても、気温が高ければ身体が蒸れたりします。ツーリング中なら、シートバッグの浸水も不安。レインカバーをかけたって、後輪が跳ね上げた雨水でバッグが濡れて、バッグの中まで浸水したりして……。でもこのバッグなら心配ご無用! なんてったって完全防水・防塵防砂、今回はそんなエンデュリスタンのバッグをご紹介。 冒険ライダー自らが企画したバッグ エンデュリ…
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ツーリング
麗しき高原ロード、岡山「蒜山大山スカイライン」と味噌ダレ!?「ひるぜん焼そば」
夏にツーリングするなら、標高が高くて涼しい場所がいいですよね。ということで今回も、爽快さに満ちた高原のワインディングロードをご紹介。場所は中国地方、岡山県北部の蒜山(ひるぜん)高原。標高は500~600mと充分に高い位置にある高原ですが、さらにここから標高900mの展望休憩所・鬼女台(きめんだい)に向けて、美しい山々を眺めながら駆け上がっていくスカイラインがあるのです。 LINEに届いた1枚の風…
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ツーリング
岩手「八幡平樹海ライン」の後はスタミナばっちり「玉山支所前食堂」ホルモン鍋
東北を、いや日本を代表する山岳ワインディングロードのひとつと呼んでも過言ではない、八幡平アスピーテライン。くわしくは2021.10.13の記事「絶景と秘湯と豪快ワインディング『八幡平アスピーテライン』」をご覧いただければと思いますが、実際に行くのなら、この道も走ってみてはどうかとお勧めしたいのが、八幡平樹海ラインです。 八幡平樹海ラインの場所は? なぜ筆者がそう勧めるかというと、八幡平アスピ…
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ツーリング
草原を渡る涼風が心地いい! 秋田「寒風山パノラマライン」と稲庭うどん
暑い日が続くと、バイクに乗って涼しい場所へ行きたくなります。東北なんて、いいんじゃありませんか? それも北東北。赤信号で停車すると走行風が浴びられずに暑くなるから、信号機がほとんどないようなワインディングロードがいいな。夏なんだから、できれば海も眺めたい…。だったら、秋田県の寒風山(かんぷうざん)パノラマラインはいかがでしょうか。寒風山、名前もいいですよね。寒い風の山なんですから、夏にはピッタリで…
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ツーリング
絶景シーサイド・クルージング! 宮崎「日南フェニックスロード」と激ウマ「チキン南蛮」
「夏」といえば、なんですか? 人によっては「夏といえば夏山」「いや、暑いからプールでしょ」「夏はビアガーデンだな」と、いろいろあっていいわけですが、多数決を採れば「夏といえば海」がダントツ1位でしょう。それは我々ライダーにとっても同じこと。暑いとはいえ、夏はシーサイド・クルージングに出かけたい。今回ご紹介する宮崎県の「日南フェニックスロード」なんて、風景、走りごたえ、ともに日本トップクラスのシーサ…
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ツーリング
福島県「猪苗代湖」一周と「湖南高原そば道場食堂」の格安絶品手打ちそば
バイクで走って楽しい道といえば、高原のワインディングロードが真っ先に思い浮かぶでしょう。けれどもシーサイドロードやレイクサイドロードなど、海岸や湖岸に延びる道をのんびり流すのも、気持ちがいいものですよね? そこで今回は、筆者が特に好きな猪苗代湖のレイクサイドロードをご紹介。途中で立ち寄る庶民派の本格そば屋もおすすめなのであります。 猪苗代湖はバイクなら楽しく一周できる! 猪苗代湖は、…
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ツーリング
M78星雲・光の国と姉妹都市!? 福島県須賀川市「松明通り」と須賀川かっぱ麺
「姉妹都市」って言葉、ありますよね。文化交流や親善を目的として、ある都市と、ある都市が、きわめて特別な関係になっている、ということを指します。日本国内の都市と、外国の都市が姉妹都市になることもあれば、同じ国内の都市同士が姉妹都市になることもある。し、しかし! 福島県須賀川市はスケールが違いました。なんとウルトラの星、「M78星雲 光の国」と姉妹都市を提携していたのです! サービスエリアの自販機コ…