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ミヤシーノ 宮下 豊史の執筆記事一覧
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メンテナンス
ナメたボルトは掴んで緩める!DIYメンテの心強い味方「ネジザウルス」の使い方を解説
DIYメンテナンス時のありがちな失敗をリカバーする 自分で整備やメンテをしていると、まれにボルトの頭をナメてしまうようなことがあります。 最も多いのはプラスの頭のボルトではないでしょうか? プラスのドライバーはボルトに対して押す力が「7」、回す力「3」という使い方のコツがあって扱いが難しく、押し付けが弱いと緩める際にドライバーの先端が浮き上がって外れてしまう「カムアウト」を起こし、プラス溝…
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用品
コミネのライディングシューズ「BK-088」は軽やかな履き心地でツーリングに最適!
ほんの十数年前までは、バイクに乗るときの足元は「夏でも革のライディングブーツ!」でしたが、現在ではスニーカータイプのライディングシューズを好むライダーも増えています。 スニーカータイプなら、軽量なのでツーリング先での観光時に歩くのも楽ですし、脱ぎ履きも容易です。 バイク用アパレルメーカーからは様々なスニーカータイプのライディングシューズがラインナップされています。今回は、その中でも実売価格が1…
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メンテナンス
スムーズかつ気持ちの良い操作感のために欠かせないワイヤーのグリスアップ!
ワイヤーは潤滑油不足で動きが悪化&摩耗する! オートバイのクラッチやスロットル、ドラムブレーキなどは、ワイヤーを介して操作する構造が主流です。ワイヤーはアウターとインナーとに分かれており、筒状のアウターの中を細い針金を紡いだインナーワイヤーが通り、中を滑るように動きます。 特にワイヤーのカーブの部分では両者が擦れ合いますし、インナーもアウターも共にスチール製(一部にはステンレスもあ…
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ツーリング
旅仕様のCT125でいざ行かん、北の大地へ【ハンターカブで行く北海道ツーリング〜出発編】
ことの発端はカスタムから 8年ぶりの北海道となるロングツーリンングへ出かけます。 きっかけは、CT125ハンターカブに大型のパニアケースを装着したこと。72リットルのトップケースに加え、片側31リットルのケースを2つ、計134リットルの荷物を防水性能のあるケースに収納できるようになりました。大荷物を運べる「旅仕様」バイクの誕生です。そうなるとロングツーリングへ出かけたくなるのがライダーというも…
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メンテナンス
【ロングツーリング前に安心感を】法定2年(24ヶ月)点検と消耗品交換で長旅の準備【CT125ハンターカブで北海道へ】
今までの大容量トップケースに加え、新たに31リットルサイズのサイドパニアケース2つを装備した、筆者のCT125ハンターカブ。ロングツーリングにも耐えられる仕様へ仕上がりました。そうなると沸々と湧き上がってくるのが、「旅心」です。 そこで、8年ぶりとなる北海道ツーリングへ出かけることを決意しました。期間は1週間強。ノートパソコンと携帯電話さえあればどこでも仕事ができるのは、この数年間で実証済みです…
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用品
ハンターカブ(CT125)の積載量さらにアップ! ロングツーリング仕様に
純正のリアキャリアは、大きくて使い勝手が良すぎるので、色々なものを「もっと」積み込んでツーリングへと出かけたくなります。そして筆者は自制心がないので、際限なく荷物を積みすぎる傾向があります。(51㏄以上の自動二輪は60kgが上限です) 僕のCT125ハンターカブのリアキャリアには、ドイツのツアラテック社製のトップケースが鎮座しています。容量は72リットル。バイザー付きのオフロードヘルメットを、2…
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用品
太陽光に反応してクリア→スモークに自動調光!シールドの曇りも強力に防ぐ高機能フィルム
ヘルメットに装着するだけで日中〜夜間まで曇りなく視界良好! 安全で快適なライディングのために、良好な視界の確保は欠かせません。 しかし、寒い時期や梅雨時期はシールド内側が雲りやすいもの。ヘルメットのベンチレーションから走行風が入れば徐々に曇りは解消されますが、それまで我慢を強いられることになります。 また、晴天時のギラギラとした日差しも視界を妨げます。眩しさを我慢していては集中力が削がれ…
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用品
事故や違反を未然に防ぐ!安全運転に効果的なバイク用レーザー&レーダー探知機
普段からしっかり気をつけて安全運転を心がけていても、時間帯指定の交通標識を見落としたり、制限速度を勘違いしたり、ついうっかりで交通違反切符を切られてしまった経験がある方もいると思います。 特に土地勘のない場所では、道を間違えないようにと別の方へ集中が行ってしまい、注意が散漫になってしまうこともあるかもしれません。 そんな状況下での安全運転にも役立つのがデイトナの「MOTO GPS LASER(…
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用品
メンテ初心者でも簡単手軽に使える電動ドライバー ベッセル「電ドラボール」
家具の組み立てやD.I.Y.の木工作業で、ひとつあると非常に便利なのが電動のインパクトドライバーです。 ただ、インパクトドライバーはトルクが強いので、バイクの整備では使う場面が限られます。緩める時には良いのですが、締め付けに使うとネジ山を破損してしまう危険性があるからです。 しかし電動工具は利便性が高く、ついつい使ってしまいます。そんな折、バイクの整備にちょうど良い適度なトルクで、ネジを締めた…
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用品
【視界良好】優れものケミカルでへルメットシールドをお手入れ
バイクはヘルメットを着用する分、車に比べて視界が狭いのは致し方ありません。だからこそ、ヘルメットのシールドは常にきれいな状態を維持したいものです。 汚れていれば視界が悪いばかりか、それに気を取られて集中力を欠いたり、疲れやすくなったりします。 また、雨天時はシールドの撥水が効かなければ、にじんだ水滴で見えづらくなり、加えて湿度が高い時期や寒い時期には内側がくもって視界が悪くなります。 …
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メンテナンス
【手順を解説】ウインカーバルブの交換手順と球切れの判断方法
今ではウインカーやストップ&テールランプなど灯火類にLEDを採用する機種が増えてきていますが、まだまだ主力は白熱球。コストに優れた白熱球ですが、LEDに比べると寿命が短いのでいずれ球切れが発生し、交換が必要になります。 特に、ウインカーやテール球は球切れしても自分では気づきにくいので、バイクに乗る際は運行前点検を実施し、点灯しているか確実に確認したいものです。 もし、点灯しないのであれ…
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用品
空気圧を気軽にチェックできるバルブキャップ式空気圧センサー
バイクに乗る前に欠かせないのがタイヤの空気圧チェック。 ただ、しっかりとしたエアゲージを持っている方は意外に少ないのではないでしょうか。空気入れについているエアゲージを参考にされている方も多いのでは? 明らかに見た目でタイヤが潰れていれば、すぐにパンクだとわかりますが、タイヤの空気は時間をかけて徐々に抜けていくため、気づいた時には指定空気圧よりも遥かに低い数値になっていることも少なくありま…
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用品
【CT125用】ロングツーリングが快適になるお尻の痛み対策用品紹介
余裕のトルクを発揮する125cc横型エンジンとクラシックかつヘビーデューティなスタイリングのCT125・ハンターカブは、昨今のキャンプ&アウトドアブームの追い風もあって、近年まれに見るヒットモデルとなりました。 スーパーカブ愛好家の中には、東京から石川県の千里浜までの500km近くを1日で走る強行軍のロングツーリングを楽しむ人もいるとか。同じ横型エンジンのCT125は車格も排気量も大きい…
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メンテナンス
【手順を解説】バイク用チューブタイヤのパンク修理方法
現在、公道を走っているバイクの多くは、ホイールとタイヤを密着させて空気を保持する「チューブレスタイヤ」を採用しています。 しかし、クラシカルなバイク、オフロードバイク、スーパーカブといったビジネスバイクなど、スポークホイールを採用するモデルの大半は、現在でもチューブタイヤを使用しています。 チューブレスタイヤのパンクは、釘などによる小さな穴であれば、空気はゆるやかに抜けていくため、路側帯に停車…
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メンテナンス
【手順を解説】バイク用チューブレスタイヤのパンク修理方法
ある日突然襲ってくるトラブル「タイヤのパンク」。 適切な空気圧の維持や、ゴミが多い路肩を走行しないなど、ある程度予防はできるものの、完全には防ぎきれません。 パンクに気づいたらまずは状況確認! チューブレスタイヤの場合、出先で釘などの異物が刺さっているのに気付いたら、まずは落ち着いて状況確認をしましょう。 釘などの異物が真っ直ぐに刺さっていて、タイヤが潰れるほど空気圧が…
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メンテナンス
【手順を解説】白くなってしまった未塗装樹脂を復活させるケミカル紹介
スクーターなどのインナーカウルに使われていることの多い未塗装の樹脂パーツ。 新車の頃は見栄えが良いのですが、長い期間、太陽光や風雨に晒されることで、艶がなくなり、だんだん表面が白く粉っぽくなってきて、何だがみすぼらしくなってしまいます。 樹脂パーツなどの黒色の部品が白くまだらになってしまうと車体全体がなんだかボロに見えてきてしまうのが悲しいところ。しっかりと「黒く」見せることでバイク見栄え…
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用品
ハンターカブ の守備力&素早さアップ。パーツ装着と軽量化【CT125三昧の毎日〜その⑨】
CT125・ハンターカブ 。予約が多く生産が追いついておらず、注文から納車までに半年近くかかる人気のバイクです。その人気ぶりに社外パーツメーカーも乗っかり、2020年6月の発売から2年近く経った今でも、カスタムパーツの新製品情報が頻繁に雑誌やWebニュースを賑わせています。 それに刺激され、自分のハンターカブをもっとカスタムしたいという欲望がむくむくと湧き上がってきますが、闇雲に購入してはいけま…
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メンテナンス
【用品紹介】バイクのメンテナンスであると便利なグリス5選
金属部品の集合体であるオートバイを動かすためには車体各部の金属部品同士の摺動(しゅうどう)は避けられません。摺動とは部品同士を滑らせ動かすこと。摺動すれば部品は擦れ合い、必ず摩耗しますので、やがて車体全体が消耗していくことになります。 エンジンオイルを定期的に交換するのも、チェーンに注油するのも、この摺動による摩擦を低減させてスムーズに動かし、部品の摩耗を抑えるのが主目的です。 車体各部に…
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用品
【用品紹介】USB電源で電熱化できるクリップグリップヒーター【バイク】
欧州車を中心に純正採用されるケースも増えてきた「電熱グリップ」。 一度使ってしまうと、もうこれなしでは冬にバイクに乗れなくなってしまうほど効果的な防寒装備。 ただ、電熱グリップは内部に電熱線が組み込まれている構造上、どうしてもグリップが太くなるので操作感が悪いと思う人も少なくありません。 また、グリップは走るごとに摩耗していきますが、高価な電熱グリップを頻繁には交換できません。 通勤通…
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メンテナンス
【用品紹介】バイクが入る簡易ガレージ「サイクルポート」を建ててみた【バイク】
バイクの保管には屋根と壁があって温度と湿度が一定の空間が最も理想的。でも誰もがガレージを所有できるわけではありません。多くの人は屋外でバイクを保管しているのではないでしょうか。 屋外保管ではバイクカバーが必須ですが、隙間から雨が入り込むし、風でバタつくとバイクの塗装面に傷を付けることもあります。 そこで、ガレージとまではいかなくても、バイクカバーよりは良好な保管環境となるのが、簡易ガレージです…
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コラム&エッセイ
オーナーたちの合言葉「ペダル交換した?」ハンターカブのリコール【CT125三昧の毎日〜その⑧】
最近CT125ハンターカブオーナーが仲間内で、もしくは初めて会う時に挨拶のように出てくるやりとりがあります。それは、 「ペダル交換した?」 2021年10月にホンダからギアチェンジペダルのリコールが発表されました。この無償修理のことを指します。このパーツの溶接部に不備があり破損の可能性があるとのこと。改めて愛車を見ても、亀裂や不備があるように思えません。手間だなー、と思いましたが、メー…
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用品
多彩な箇所にマウント可能!カメラ故障を防ぐ防振スマホマウント「F-LOCK & HAWK1」セット
バイクの振動からスマホのカメラ故障を護る! Appleからの正式発表により、一気に認知が広がったバイクの振動によるスマホのカメラ故障。 ツーリングや通勤で日常的にスマホをハンドルマウントしているライダーならば、スマートフォンマウントは防振機能を有しているものを選ぶことを強くお勧めします。 ここで紹介するコルハートのスマートフォンマウントは、磁力反発を利用した防振対策できるスマートフォンマ…
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メンテナンス
黒いシートがかつて無いほど漆黒に黒光る!?ヤマルーブのシートクリーナー使ってみた
ワックス厳禁!! のバイクシートお手入れどうするの? バイクのシートというものは、ライディングにとって重要な機能部品であると同時に、外装部品としての役割もあるので見た目の綺麗さも重要。 シートの素材はほとんどの場合、合皮が採用されており、洗車後にシリコン系のワックスで磨くと驚くほど黒く輝いて非常に綺麗になるのですが、尻がグリップしないので大変危険! 危ないのでシートにワックスを使用するの…
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メンテナンス
【ハンドツール小ネタ集】ヘッド部分の小型化となめづらさを両立するキャップボルトを回すヘックスレンチ
同じような六角穴に見えても、キャップボルトとヘクサロビュラボルトでは使用する工具が異なる ボルトの頭が六角形ではなく、円筒状の中に六角形の穴が開いているのがキャップボルトです。日本工業規格(JIS)では「六角穴付きボルト」の名称で規定されていますが、これは一般的な頭の外側が六角形のボルトを「六角ボルト」と呼ぶことから、見た目の違いで命名されたものと…