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田中 淳磨の執筆記事一覧
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コラム&エッセイ
第12世代バイクブームが到来中! 量より質、モノからコトへ<前編>
なんと! 世の中、バイクブームの真っただ中だという。とは言え、新車販売台数320万台の頃(1982年)と比べても意味はない。少子高齢化の中で右肩下がりとなっていた新車販売台数が上向いたこと、そして「量より質のバイクブーム」が到来したことにこそ意味があるのだ。自工会二輪車委員会は、現在のバイクブームを「第12世代バイクブーム」と名付け、「第3回 自工会二輪車委員会メディアミーティング」でメディア向け…
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コラム&エッセイ
2023年度は改善? 高速道路のバイク定率割引、振り返りと展望
そろそろ年度末に向けてラストスパートという時期になってきた。この時期、ライダー的に気になるのはやっぱりツーリングプランの状況だろう。昨年はついに「二輪車定率割引」(以降、定率割引)が実施された。土・日・祝日のみ、さらには1回の走行距離が100km以上という条件つきではあったが、北海道から九州まで広範囲の高速道路が対象となり、多くのライダーが利用したのだ。 (「二輪車定率割引」は ForRライター…
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ニュース
原付一種が「特定」と「一般」に分離! 電動キックボード等の新区分「特定原付」は7月1日施行!
1月19日、電動キックボードなどが対象となる新区分「特定原付(特定小型原動機付自転車)」に関する改正道交法の施行が7月1日(土)に決まったと報道各社が速報した。それに先立つ昨年12月23日には、国交省から特定原付に関する保安基準も示されており、これにより特定原付区分の運用がだいたい見えるようになった。今回は、この特定原付について紹介しよう。 新区分「特定原付」のこれだけは知っておきたい 今回の…
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役立ち情報
バイク練習場ってどんなところ? 2. 福岡県「小石原川ダムふれあい公園(朝倉市交通公園)」
各地のバイク練習場を紹介する企画。今回は2022年4月24日にオープンした福岡県のバイク専用練習場「小石原川ダムふれあい公園」を紹介します。 「ええ~! こんな山奥に本当にあるの?」と少し不安を感じながら現地に向かいましたが、到着した時には抜けの良い解放感に「おお!これはスゴイ!絶景じゃん!」となりました。 今回も管理元である朝倉市役所都市建設部水のまちづくり課水資源係の方にいろいろと…
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コラム&エッセイ
私が推したい【バイクが登場する作品】『ゆるキャン△』
みんな大好き!『ゆるキャン△』という作品について今さらながら考えてみた。漫画、アニメ、ドラマ、映画、さらには数えきれないほどのコラボレーションやタイアップイベントなど、その展開・拡大力には衰える気配が全くない。アウトドア業界からも「冬のキャンプを変えた」「オフシーズンがなくなった」という声が聞かれるほど、この作品の影響力は大きい。これはバイク業界にも当てはまることで、第12世代バイクブームの若者や…
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ニュース
「日本バイクオブザイヤー2022」が開催! ユーザー投票メインで人気バイクを決定!
2022年12月14日、日本二輪車文化協会の主催により「日本バイクオブザイヤー2022(以降、BOTY)」が開催された。BOTYはジャーナリスト等の選考委員が選ぶカーオブザイヤーと違い、一般人によるWEB投票をメインにその年の人気モデルを選ぼうというものだ。【関連記事】※BOTYの解説と昨年の模様はコチラ●「日本バイクオブザイヤー2021」開催! いま人気のバイクは何?<前編>●「日本バイクオブザ…
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役立ち情報
バイク練習場ってどんなところ? 1. 福岡県「宮若市交通公園」
第12世代バイクブームの影響もあって免許取得者数もバイク販売台数も増えていますが、比例するようにここ数年、単独転倒、出会い頭、右直といった交通事故によるライダーの死傷者数も増加傾向にあります。バイクの安全運転には、認知・判断・操作を素早く的確に行うことが求められますが、これらを練習・習得するための場が足りていないことは大きな課題とされています。 そこで今回は、福岡県の宮若(みやわか)市にある…
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ニュース
新型もアンベール! Vストロームミーティングが「旅するフラッグ」と帰ってきた!<後編>
11月13日(日)に静岡県・浜松市のスズキ本社で開催された「Vストロームミーティング2022」の模様をお届けしている。前編では、Vストローム1050DE、Vストローム800E、Vストローム250SXのニューモデル3台のアンベール、「V-Strom 旅するフラッグ」のゴールセレモニーなどをお伝えした。後編では、ニューモデル3台の設計者トークショーをメインに、ゲストトークショーの模様など盛りだくさんで…
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ニュース
新型もアンベール! Vストロームミーティングが「旅するフラッグ」と帰ってきた!<前編>
11月13日(日)、アドベンチャーツアラー「Vストローム」シリーズのオーナーがスズキ本社(静岡県浜松市)に大集合した。リアルイベントとしては3年ぶり、通算6回目のオーナーズミーティングとなる「Vストロームミーティング 2022」が開催されたのだ。参加者の中には、Vストロームの始祖でもある「DR750S」で来場するオーナーの姿も(上写真)。身にまとうレジェンドオーラがすごい! ミーティングには672…
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ニュース
3年ぶりにヤマハファンが大集合! ヤマハモーターサイクルデー2022開催!
10月22日(土)、山梨県の「ふじてんリゾート」でヤマハオーナーとヤマハファンが集うイベント「ヤマハモーターサイクルデー2022」が開催された。天気快晴ということもあってか、約5,000名(2輪車:3,200台、4輪車:600台)ものヤマハファンが訪れた。イベントの模様をお届けしよう! ヤマハファンならヤマハ車以外でもOK! 開場は9時、富士山が間近に見えるちょっと雰囲気の良い道を、次から次に…
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ニュース
【伊豆半島】伊豆市でライダー誘致イベント「MOTTO!! IZU FUN」が開催!
2022年10月16日(日)、伊豆半島の中央に位置する伊豆市で、ライダー誘致のイベント「MOTTO!! IZU FUN」が開催されたのでレポートしよう!主催は伊豆半島の地域クラブ「原動機研究部」であり、ライダー誘致を行う自治体である伊豆市が後援となって、伊豆市管理施設のキャンプ場「もちこし来楽歩(くらぶ)」をメイン会場として、モビリティに関する様々な催しが行われた。 伊豆市内のスポットを巡るツー…
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ニュース
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<後編 >
2017年の「CBR250RR(MC51)」復活、今夏に開催された鈴鹿8耐でのTeam HRC優勝など、いま盛り上がりを見せているCBRシリーズのオーナーが集まった「CBRオーナーズミーティング」。今回もミーティング本編と、ミーティングに参加していたレッドバロンユーザーについて紹介しよう。【関連記事】●全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<背景&準備 編 >●全国からオーナーが大…
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ニュース
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<前編 >
日本全国から参加者が駆け付ける「CBRオーナーズミーティング」。<背景&準備 編>では、ホンダ「CBR250RR(MC51)」復活から盛り上がりを見せるCBR人気の現状と、主催者側の緻密なミーティング準備、新型コロナウイルスへの感染対策についてお伝えした。今回はミーティング本編の模様について紹介する。特に、CBRシリーズの開発責任者(ホンダ社内でいうLPL)が参加したトークショーは、他では…
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メンテナンス
すごいぞ! パーツ保証付きなら絶版車の修理も安心だ!<後編>
<中編までのあらすじ>VTR250に「チョークレバーが動かない」というトラブル。レッドバロン狛江に見てもらったら、チョークバルブ(スターターバルブ)の中でサビているのだろうという見立て。廃番だったチョークケーブルも、レッドバロンのパーツ保証制度のおかげでリパーツ(再生パーツ)が手に入って一安心。分解したらやっぱり原因はバルブ内のサビだった。だがしかし、ここで問題発生! バルブ内のプランジャーが固着…
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ニュース
全国からオーナーが大集合! CBRミーティングin渚園<背景&準備 編 >
同じ車種やシリーズ、さらには型式限定のものまで、オーナーが車両を持ち寄って集まるオーナーズミーティングは「同じ趣味嗜好を持つ人と気軽につながれる」というSNS時代の到来で、さらなる進化と賑わいを見せている。 ホンダを代表するスポーツシリーズ「CBR」も各地でオーナーズミーティングが開催されてきたが、今回はいま最も全国的かつ総合的に開催されている「CBRミーティング in渚園」の模様を準備段階…
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メンテナンス
すごいぞ! パーツ保証付きなら絶版車の修理も安心だ!<中編>
<前編のあらすじ>ほとんど放置車両だったホンダ「VTR250」(2000年式)に「チョークレバーが動かない」というトラブルが発生。購入店であるレッドバロン狛江に持ち込んで見てもらったら、おそらくチョークケーブルがキャブレターにねじ込まれる部分のチョークバルブ(スターターバルブ)内部がサビているのだろうという見立て。修理に必要なパーツの在庫を確認するも、チョークケーブルはとっくに廃番に。がび~ん! …
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ニュース
カタナ乗りの祭典!「カタナミーティング2022」の盛り上がりが凄かった!
3年ぶりのリアル開催となったKATANA Meeting 2022年9月11日(日)、静岡県浜松市にある「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」で開催された「KATANA Meeting(カタナミーティング)」の模様をお届けする。新型コロナウイルスの影響で過去2年間はグッズ販売やビッグフラッグ制作といったオンライン上の催しのみとなっていたが、リアル開催としては3年ぶり、オンラインも含…
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メンテナンス
すごいぞ! パーツ保証付きなら絶版車の修理も安心だ!<前編>
自業自得… チョークレバーが動かない!? やっぱり乗らないとダメだねぇ! 古いバイクほど乗らないとすぐにダメになる!いきなりスイマセン…。酔ってません。そう実感したのはずいぶん前のこと。ある日、ホンダ「VTR250」(2000年式)のエンジンをかけようとしたらチョークレバーが動かない。アレ? 以前は少し動いてたんだけど…。うんうん、ついに全く動かなくなってしまったんだね… マイガッ!!今どきキャ…
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ニュース
バイクラブフォーラムが3年ぶりにリアル開催! テーマは「バイクに乗り続けてもらうには?」<後編>
8月25日(木)に開催された「第10回 BIKE LOVE FORUM in大分・日田(以降、BLF)」でのシンポジウム内容について紹介する3回目。後編ではパネルディスカッションの模様についてお届けする。【関連記事】バイクラブフォーラムが3年ぶりにリアル開催! テーマは「バイクに乗り続けてもらうには?」<前編>バイクラブフォーラムが3年ぶりにリアル開催! テーマは「バイクに乗り続けてもらうには?」…
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ニュース
バイクラブフォーラムが3年ぶりにリアル開催! テーマは「バイクに乗り続けてもらうには?」<中編>
前編に続いて、8月25日(木)に開催された「第10回 BIKE LOVE FORUM in大分・日田(以降、BLF)」でのシンポジウム内容について紹介する。バイクは日本が誇る産業であり、今後も盛り立てていかないといけないと始まったBLFも記念すべき10回目を迎えた。国内市場においても新車販売台数、免許取得者数ともに上向いており、多様な社会・環境情勢に対応しながら、さらなる発展、復権を目指していると…
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ニュース
バイクラブフォーラムが3年ぶりにリアル開催! テーマは「バイクに乗り続けてもらうには?」<前編>
二輪業界が年に1度大集合! 「バイクラブフォーラム」とは? 8月25日(木)、日田市民文化会館「パトリア日田」において、二輪業界団体と関連省庁・自治体等によるバイク業界・市場改善の取組みのひとつ「バイクラブフォーラム(以降、BLF)」が3年ぶりにリアル開催された。BLFは、年に1度、構成団体のメンバーが開催地(毎回変わる)に集まって、フォーラム形式で取組みの内容や進捗の報告が行われる催しだ。今回…
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ニュース
8月26日から11月30日まで!「大分・阿蘇ツーリングキャンペーン」が開催中!
大分・阿蘇ツーリングキャンペーンとは? 九州のツーリングエリアである大分県と熊本県を舞台に「大分・阿蘇ツーリングキャンペーン」が開催中だ。「第10回バイクラブフォーラム in 大分・日田」の開催を記念したもので、8月26日(金)から11月30日(水)まで約3か月間にわたって行われる。 キャンペーンに参加するには、スマートフォン用ツーリングログ・アプリ「Riders Square」(無料…
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コラム&エッセイ
中山間地の高校生にはバイクが必要! 伊豆市長のコメントが的を得ていた件
記事「大注目! 伊豆半島の伊豆市がツーリングライダーの誘客に動く!?」では伊豆市の菊地 豊(きくち ゆたか)市長に伊豆市がライダー誘致に向けて動き出したことを伺った。今回は、その場で聞いたもうひとつの話についてお伝えしよう。 伊豆市ほか中山間地が抱えている移動の課題 その前に、静岡県の現状について。静岡県は延々と続く東名高速でもネタにされるように、東西にものすごく長い(約155km!)。静岡市…
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コラム&エッセイ
大注目! 伊豆半島の伊豆市がツーリングライダーの誘客に動く!?
林道特集を組むなど、伊豆半島ツーリングを応援している我らがForR(特にワタシ)。首都圏・東海圏のツーリングライダーにとって聖地とも言える伊豆半島には7市6町があるけど、これまでライダーウェルカムを推進する自治体はなかった。そんな中、伊豆半島の中で最も大きな自治体である伊豆市が、いよいよライダー誘致を具体化させそうだ。原動機研究部(伊豆の地域クラブ)の練習走行に来ていた際の“プライベートでの私的発…