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記事一覧
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【海外試乗】石畳に路面電車の線路が敷かれる欧州の旧市街にて電動BMW CE 02に乗る! 後編
前回までのハナシ こんにちは、“いいところ”でもったいぶらせて終わる、連続テレビドラマみたいな手法を取り入れがちな青木タカオです。 前回はポルトガル・リスボンにて開かれたBMWモトラッド「CE 02」のメディア向け発表・試乗会に参加したハナシをしつつ、肝心の乗った感想に触れる前に「To be continued」「後編へつづく」と終わらせてしまいました。 いつも“いいところ”で終わ…
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TDM850/900という出木杉クン【中編】~欧州熱狂、日本沈静……。くっきり明暗が分かれた原因は日本二輪市場の特殊な事情が背景に……!?~
「18歳になったら教習所へ大型自動二輪免許を取りに行って~、すぐビッグバイクに乗りたいんだ! ワイルドな(ホンダ)レブル1100かなぁ、(ヤマハ)FJR1300A/ASもまだ売ってるよね? (スズキ)GSX-S1000はカッコいいし~、レトロな(カワサキ)Z900RSもアリかな!」と筆者の脳内でイマジナリーJK娘が楽しそうに相談してくるのですが、こんな状況、つい40数年前は考えられないコトだったの…
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【海外試乗】奇想天外すぎる新世代感覚の電動ストバイBMW CE 02に乗った! 前編
座席はスケボー!? こんにちは、青木タカオです。ポルトガルの首都、リスボンにて開かれたインターナショナル・メディアローンチ(国際発表/試乗会)に招かれ、ちょっと変わった新型車に乗りました。BMWの「CE 02」(シーイー・ゼロツー)です。 見た目からして、奇想天外だと思いませんか。真っ直ぐに伸びたメインフレームに、スケートボードのようなシートが載せられ、従来のオートバイならあるはずの燃…
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TDM850/900という出木杉クン【前編】~欧州では「キング・オブ・ザ・ワインディングロード」とも称された独創性だらけの多芸多才ツイン!~
いやはや「峠道の王様」ですよ、“♬湖~上~のけむ~り~”ですよ(それは歌手の「王様」)、“おかしのホームラン王”ですよ(それは「ナボナ」で往年のCMキャラクターは王(貞治)様)……と思わず茶化すノリツッコミをしたくなるほどヨーロッパでは褒めちぎられたヤマハのTDM(Touring Dual purpose&Multi-purposeとの説あり)850/900シリーズ。その出来過ぎなモデルライフを振…
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公共の電波に乗せて片岡義男への愛を叫ぶ〜ラジオが泣いた夜
ラジオに呼ばれた! こんにちは、青木タカオです。先日はちょっぴり珍しい体験をしてきました。ラジオに出演させていただいたのです。 お呼ばれしたのは、その時々のクルマ/バイク関連情報をテーマに、レーサー鹿島さんがパーソナリティを務める『FMドライバーズミーティング』。放送開始は1999年で、なんと今年で四半世紀(25年)を迎える長寿番組ですから、スゴイとしか言いようがありません。 近年では…
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ポルトガルでSUZUKIの“クロスオーバーモデル”GSX-S1000GXに乗ってきた! その④ ポルトガルのバイク事情
2023年のEICMAでアンベールされたばかりのGSX-S1000GX。2023年11月末、スズキはポルトガルにてGSX-S1000GXの「WORLDWIDE PRESS TEST RIDE(世界プレス試乗会)」を大々的に開催。世界中から50名近いジャーナリストが集められ、日本からは鈴木大五郎氏と僕こと谷田貝 洋暁の2人が参加することになった。ちなみにこのGSX-S1000GX、渡欧の時点では日本…
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ST250という美味しいゴハン【後編】~クォーター(分かる?)不遇の時代を“ほくほく”と乗り越えて堂々10年以上のロングセラーモデルへ!~
「クォーター(quarter)」とは4分の1を意味する言葉で、1ℓ(1000㏄)の4分の1=250㏄ということから、1980年代初頭のバイク雑誌は「VT250F」や「RZ250」や「GSX250E」や「GPz250」などのことを「スーパークォーター」なんて呼んでいた時期もあったのですよ(「レーサーレプリカ」はその後……)。いつの世も人気の高いこのクラス。しかし、壊滅状態だった時期も存在してたりして…
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バイクのことをいろいろ決めている「自工会 二輪車委員会」とは?
今さらだけど、自工会(じこうかい)について簡単に説明したいと思います。正式には一般社団法人日本自動車工業会です。英字の略称はJAMA(ジャマ)。自工会は自動車メーカーの集まった業界団体です。そしてその中にバイクメーカーが集まった二輪車委員会があります。以前は二輪車特別委員会という名称でしたが変更になりました。 自工会って何をしている組織なの? で、自工会って何をしている組織なの?ということ…
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ST250という美味しいゴハン【中編】~スペック至上主義ヤロウ激怒!? まさかの4バルブ→2バルブ化で、その味わいは“大吟醸”クラスへ……!~
1982年に登場したジャメリカン「GN250E」をベースに低価格&カワイイ路線だけでなく高い実用性まで盛り込んで大ヒットした「ボルティー」(1994年~2004年)。その正統後継車となる「ST250」は、先達から受け継がれてきた249㏄空冷4スト単気筒OHC4バルブエンジンを搭載していま……せんでした! なんと吸排気バルブの数まで酒米のごとく“磨いて(削って)”きたのです!! その驚きの内容とは!…
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ST250という美味しいゴハン【前編】~炊きたての白米のように美味しく飽きず、噛めば噛むだけ滋味があふれるスタンダードな250シングル!~
「♪ショ~シュ~リキィ~ッ!」とT.M.Revolution 西川貴教さんの伸びやかボイスも印象的なCMを放映してきた「グローバル・ニッチ・No.1」を目指す“空気ビジネス”の会社と言えば……? ハイそうです、エステー株式会社(英文社名:S.T.CORPORATION)さんですね。片やバイクの「(スズキ) ST」もニッチな市場を狙っていた……はずが想定以上のヒット作となり、ギョーカイの空気を変えて…
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憧れの輸入車をサーキットで試乗!! 「那須MSL外国車試乗会」で乗りまくり!
あの時乗りたかった……そんな絶版外国車もラインナップ! 那須モータースポーツランドでは、ライディングスクールをはじめ、サイドカーのスクールやトライアルレッスンなど、さまざまなイベントが開催されている。その中でも、僕が以前から気になっていたのが「外国車試乗会」である。 その名のとおり、BMW MotorradやDUCATI、KTMなどの人気の外国車に乗れる試乗会なのだが、注目すべきはそのラインナ…
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いろいろあった2023年… 自動車業界の賀詞交歓会に行ってみた
年初めの1月5日、一般社団法人日本自動車工業会(以降、自工会)が「令和6年自動車5団体新春賀詞交歓会」を開催しました。賀詞交歓会とは、その業界の企業や団体、関係者などが集まって新年の挨拶や名刺交換を通して交流を深めるという場で、自動車業界も毎年、年始に開催しています。 2023年は自動車業界にとって大きな出来事が続いた年でした。コロナ禍以降は半導体不足や資材高騰も緩和され、日銀による業況判断…
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VFR800XというハイメカV4の双生児~ 実はホンダ・クロスオーバー路線の嚆矢だったミドルアドベンチャー!? その他ビッグV4モデルも総ざらい! ~
「そうさぁ~今こそ、アドベンチャァ~ッ!」と全世界のバイクメーカー(ハーレーダビッドソンまで!)が、そっち系モデルへ大きく軸足を置きはじめた昨今。我らがホンダを振り返ってみれば、あの“クチバシ”を持つ定番スタイルを採用して一躍大ヒットした「NC700X」が思い浮かびますね。ところがところがホンダのいわゆる“クロスオーバーコンセプト”の第一弾は「VFR(800)」ベースのアイツだったのです! …
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ホンダが二輪の電動化を加速! グローバルへの本格参入、その戦略とは?
ホンダが電動二輪事業を強化し、24年から世界市場へと本格参入する。二輪車世界シェアナンバーワンのホンダが考える本気度マシマシの戦略とは? 日本と世界、脱炭素化モビリティの潮流 「2050年までにカーボンニュートラルを実現する」という政府目標(2020年10月・菅内閣総理大臣)がある。多くの自治体や企業もそこに向けて、2030年や2035年といったタイミングに中間目標を設定して脱炭素への取組みを…
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VFR800FというハイメカV4の貴公子【後編】~ アップデートされ約6年ぶりに復活したミドルV4は最終走者として堂々のフィニッシュ! ~
「いいとも~!」と約32年間の長きにわたって世界へ友達の輪を広げてきた「笑っていいとも!」が惜しまれつつ歴史に幕を下ろした2014年3月末日。その数週間後となる同年4月18日にまさかの大復活を遂げたミドルV4マシンが「VFR800F」でした。先代まで培われてきた優れた資質を受け継ぎつつ、変えるべき部分は変えて“エレガント・スポーツ”を標榜する大人のツアラーへ……。その足跡をたどりましょう! …
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Vストロームミーティングで出会った41万キロ超えのVストローム650オーナーはレッドバロンユーザーだった!!
2023年11月12日(日)に、スズキの浜松本社で行われたVストロームミーティング2023。バイク雑誌・タンデムスタイルのイベントレポート取材でお邪魔したのだが、会場で冒険家の賀曽利隆さんが僕を見つけて駆け寄ってきた(笑)。 「聞いてくださいよ! ビックリですよ!! ようやく僕のVストローム250が22万km超えたところなんですけど、なんと会場に41万kmのオーバーのVストオーナーがいるんですよ…
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二輪業界は公明党に何を要望し省庁はどう答えたのか?<2023年11月・後編>
前編に続いて、11月2日に行われた二輪業界から公明党オートバイ議員懇話会への要望について。後編ではAJから提出された要望のうち5・6について説明する。【自工会とAJからの共通要望】1. 二輪車高速道路料金の見直し ※最終目標は軽自動車と同じ車両区分を分離すること2. 2024年度の二輪車定率割引とツーリングプランの実施【AJからの要望】3. 2024年度のETC車載器購入に対する助成金の支給4.…
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「こんなのハーレーじゃない」と専門誌が否定的!? 王道Vツインは年越し宗谷岬達成のバイク女子と!!
話題沸騰中のアンダー400ccモデル みなさん、こんにちは青木タカオです。ボクが編集長を務めさせていただいております『ウィズハーレー』(内外出版社)の最新号が、12月21日に発売となりました。 表紙を飾ったのは、ハーレーダビッドソンの新型『X350』。“中免(普通二輪免許)で乗れるハーレー”として、バイクファンのみならず世間を賑わしております。 まさに話題沸騰中で、バイク専門誌はも…
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VFR800FというハイメカV4の貴公子【中編】~ 排気量表記が消えた“世紀末”の「VFR」は厳しい排ガス規制をクリアして堂々の降臨!~
“ノストラダムスの大予言”は1年後、果たして的中するのかしないのか……筆者が内心ドキドキしながらモーターサイクリスト編集部で働いていた1998年4の月、卓越した排ガス浄化性能をウリにしたホンダV4モデル「VFR(RC46)」がひっそり静か~に登場いたしました。公式リリースによれば国内へ向けた年間販売計画台数は500台。しかしながら、白バイ隊員も認めた自由自在な扱いやすさは極上中の極上だったのです!…
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二輪業界は公明党に何を要望し省庁はどう答えたのか?<2023年11月・前編>
11月2日、衆議院第一議員会館・多目的ホールにおいて二輪業界から公明党オートバイ議員懇話会(以降、懇話会)の国会議員に対して二輪車利用環境改善に関する要望が行われたので、概要とポイント、私感(ライダー視点)も交えつつお伝えしたい。 自工会とAJが懇話会に説明・要望し省庁がその場で回答 政策について要望したのは、オートバイ政治連盟の2名、一般社団法人日本自動車工業会(以降、自工会)の8名と全国オ…
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VFR800FというハイメカV4の貴公子【前編】~ サーキットで生まれた遺伝子を色濃く残し、ホンダV4スポーツの殿(しんがり)を務めた!~
♬「V(ブイ)! V! V! ビクトリィ~~ッ!」と水木一郎アニキたちが熱唱する「コン・バトラーV」のオープニングテーマが今も脳内に深く刻み込まれている筆者。そう、“V”とはVictory(勝利、優勝、克服、征服)の頭文字。ホンダV4エンジンもレースで勝利をもたらすために生まれ、実際に数多くのビクトリーを得てきたのです。そのテクノロジーを全集中して生まれた市販車もまた“勝ち組”でした! &n…
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レッドバロンFanFunミーティング② 〜見たり、参加したり、写ったり!! 楽しみ方はいろいろ〜
レッドバロン主催の「レッドバロンFanFunミーティング」は、2023年は合計4回開催された。筆者(佐賀山敏行)はそのうち、7月16日(日)に栃木県・那須モータースポーツランドで開催されたミーティングに参加した。前回は前編としてミーティングの概要をお伝えしたが、今回は後編として、さらに詳しいイベント内容を紹介しよう。※前編はコチラ 「トライアルパフォーマンス」でバイクの動きにビックリ!! …
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VFR1200FというV4最高到達点【後編】~ 時代の荒波に消えていった“Force V4”……。再びホンダがブイブイ言わせる日は来るのか!? ~
はやぶさ(1号)が大気圏突入で千の風になった2010年、ホンダが持てる最新技術を全投入して開発し、鳴り物入りで登場させた「VFR1200F/Dual Clutch Transmission」……だったのですが、その航海は比較的静かなものとなりました。テコ入れは矢継ぎ早に行なわれ、基本構造を同じくする“クロスオーバーコンセプト”の姉妹車も登場したものの……。V4グランツーリスモの明日はどっちだ!? …
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賛否両論X350だが、70年代までのハーレーには小排気量車は欠かせない存在だった!
いま話題のニューモデルといえば こんにちは青木タカオです。ハーレーダビッドソンのブランニューモデル「X350」&「X500」が話題となっています。 というのも「X350」は普通二輪MT免許で乗れるアンダー400ccモデルで、もう少し詳しく言うと心臓部を水冷パラレルツイン=並列2気筒エンジンとしています。 ハーレーと言えば、ビッグVツイン=大排気量のV型2気筒エンジンであることが従来…
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