WRITING ARTICLE
河西 啓介の執筆記事一覧
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コラム&エッセイ
私が推したい【バイクが登場する作品】片岡義男作品を読んで、僕らはオートバイが好きになった。
片岡義男、赤い背表紙、オートバイ小説 「片岡義男」という作家とその作品に、強い印象や思い入れがあるのは、概ねいま50代以上の人だろう。つまり1970年代後半から80年代にかけて青春時代を過ごした人たちだ。いま55歳の僕もまさにそのど真ん中に居た。片岡作品との出会いは、はっきりと覚えている。16歳の夏(83年だった)、高校一年の夏休みに遊びに行った母方の実家で、三つ年上の従姉妹の部屋の本棚に並んで…
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コラム&エッセイ
ハンターカブにマルシンの“出前機”を付けてみた!
ある日、突然、出前機が……! 愛車、ハンターカブ125をカスタマイズをしました。 いや、正確に言えばカスタムしたのではなくて、「カスタムされました」……。 話は少し遡り8月末。家を引っ越したときのこと。引っ越しと言っても同じ敷地内にある別の建物へ。わずか20mほどの引っ越しだったので、友だちに頼んで5、6人でえっちらおっちらと家具や荷物を運んでいたのです。 しかしそのとき、僕は気づかなかっ…
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コラム&エッセイ
バイクとクルマ、どっちが好きですか?
クルマもバイクも…はハンパもの? 僕が人からよく尋ねられる、そして聞かれるたび答えに困る質問がある。「クルマとバイク、ほんとはどっちが好きなんですか?」というやつだ。 そう聞かれるのは、僕のプロフィールのせいもある。1990年代半ば、編集者の仕事は自動車雑誌(ニューモデルマガジンX編集部、その後NAVI編集部)がスタートだった。そして2001年、バイク雑誌の『MOTO NAVI』を創刊し、自動…
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コラム&エッセイ
「鈴鹿8耐」の知られざるストーリー。チーム・シンスケが挑んだ、あの夏の物語(後編)
ライダーにとって欠かせない夏の風物詩である“鈴鹿8耐”。1978年に始まり40年を越える歴史を持つこのバイクレースも、コロナウィルス蔓延の影響を受け2年連続中止となった。しかしこの夏、3年振りに“8耐”が復活する。 長い歴史の中で数多の物語や伝説に彩られてきた8耐。なかでも社会現象となるほどの盛り上がりを見せた1980年代後半に生まれたあるストーリーについて紹介したい。当時、人気芸人だった島田紳…
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コラム&エッセイ
「鈴鹿8耐」の知られざるストーリー。チーム・シンスケが挑んだ、あの夏の物語(前編)
ライダーにとって欠かせない夏の風物詩である“鈴鹿8耐”。1978年に始まり40年を越える歴史を持つこのバイクレースも、コロナウィルス蔓延の影響を受け2年連続中止となった。しかしこの夏、3年振りに“8耐”が復活する。 長い歴史の中で数多の物語や伝説に彩られてきた8耐。なかでも社会現象となるほどの盛り上がりを見せた1980年代後半に生まれたあるストーリーについて紹介したい。当時、人気芸人だった島田紳…
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コラム&エッセイ
『トップガン』になぜバイクファンは心を打たれるのか?
80年代バイク・ブームを後押ししたもの 1980年代に巻き起こった「バイクブーム」。今の40代、50代男性の多くがかつてその洗礼を受けたはずだ。もちろん僕自身もそうである。その後、あのブームについて「なぜみんなあれほどバイクに夢中になったのか?」と振り返ることがある。 ケニー・ロバーツやフレディ・スペンサーなどスターの登場による二輪レース界の盛り上がり、ロードパルやパッソルなどの原付が登場し、…
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コラム&エッセイ
“アラフィフ男”がカフェレーサーに乗るべき理由
カフェレーサー・ブーム、続く 世界的にカフェレーサーのブームが続いている。ブームの火付け役となった欧州ではトライアンフ スラクストン、BMW R nine Tレーサー、モトグッツィ V7レーサー、ドゥカティ スクランブラー カフェレーサーなど多くのメーカーからカフェ風カスタムが登場し、日本車でもカワサキZ900RS CAFEやW800 CAFE 、スズキSV650Xなどネイキッドバイクをベース…
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コラム&エッセイ
輸入二輪車試乗会で気になるモデルをチェック!後編
たくさんのモデルを乗り比べられるメディア向け試乗会に参加 毎年春に開催される、輸入二輪メーカーが合同で行うメディア向けの試乗会、「JAIA(ジャイア)二輪試乗会」。JAIAとは「Japan Automobile Importers Association」、つまり「日本自動車輸入組合」のこと。神奈川県・大磯で開催されたこの試乗会に参加してきました。前編はこちら(輸入二輪車試乗会で気になるモデルを…
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コラム&エッセイ
輸入二輪車試乗会で気になるモデルをチェック!前編
最新輸入バイクをチェックできるJAIA試乗会 毎年春に開催される業界恒例の行事「JAIA(ジャイア)二輪試乗会」。JAIAとは「Japan Automobile Importers Association」、すなわち「日本自動車輸入組合」のこと。つまり輸入バイクメーカーが合同で行う、メディア向けの試乗会です。我々モータージャーナリスト、ライターは、取材のため日々さまざまなバイクに試乗をしています…
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コラム&エッセイ
3年ぶりの東京モーターサイクルショー!で気になったあのモデル【後編】
3月25日(金)〜27日(日)の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた「第49回 東京モーターサイクルショー」。コロナ禍で2年の中止を経て、3年ぶりの開催でした! 楽しみにしていた人は多いと思います。僕も初日の金曜日に行ってきましたので、その会場で見た“気になるモデル”を紹介したいと思います。「3年ぶりの東京モーターサイクルショー!で気になったあのモデル【前編】」に続く後編です。 “…
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メンテナンス
ハンターカブの1000km点検とリコール対策してもらいました。
ハンターカブの1000km点検に行く 昨年夏に購入したホンダCT125ハンターカブ。レッドバロン袖ヶ浦から届いた「1ヶ月点検のご案内」を横目に、行かなきゃ、行かなきゃ、行かなきゃ〜と、グズグズし続け……。そしたら秋にはホンダから「リコールの案内」まできてしまい、わー! 対策部品への交換に行かなきゃ、行かなきゃ、行かなきゃ〜と思いながらもぜんぜん行かない、そんなダメな自分にGoodbye!すべく、…
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コラム&エッセイ
3年ぶりの東京モーターサイクルショー!で気になったあのモデル【前編】
懐かしの“胴長”を見事に再現したダックス125 3月25日(金)〜27日(日)の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた「第49回 東京モーターサイクルショー」。コロナ禍で2年の中止を経て、3年ぶりの開催でした! 楽しみにしていた人は多いと思います。僕も初日の金曜日に行ってきましたので、その会場で見た“気になるモデル”を紹介したいと思います。 ちなみに今回のショーはビッグサイトの西ホ…
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ツーリング
関東朝めしツーリング【昭和レトロなドライブインから黄金アジへ】房総の朝食は層が厚い!
海ぞいの道を走ってご近所朝メシへ この冬は例年以上に寒いようだ……。東京都心よりはじゃっかん暖かいであろう、千葉県南房総に住んでいるのだが、それでもやっぱり寒さが身にしみる。とてもじゃないがバイクに乗るどころではない……。 しかしこの「ForR」の記事執筆がある以上、そうも言ってられないので、寒さに負けそうな(もう負けてるが)心とカラダにムチを打って“朝ツー”にでかけることにした。しかし走行は…
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ツーリング
南房総の絶景スポット!「岬」カフェでコーヒーを。
南房総の弱点は「カフェ」である 千葉県の南房総エリアは、東京や神奈川からのアクセスのよさと海あり山ありのロケーションから、ツーリング先として最近とみに人気が高まっている。僕自身もツーリングやドライブにちょくちょく出かけているうちに、ついに南房総に住むことになり……。じっさいに住んでみるとなおのこと「いい場所だなー」と思うようになった。【南房総がいざなう「2台持ち」生活】参照 なにしろバイクで3…
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コラム&エッセイ
「あの人も出ていた!」当時の広告から見る80年代“原付ブーム”
バイクブームを牽引していたのは「原付」だった 1980年代、空前の“バイクブーム”が巻き起こった。多くの若者がバイクに憧れ、ロードレースに夢中になり、夏の「鈴鹿8耐」には日本中から15万人もの観客が訪れた時代だ。数字的に見るとそのピークは82年で、二輪車の年間販売台数はなんと329万台。じつに現在の10倍以上の数字。だが、じつはそのバイクブームを牽引していたのは「原付」だった。当時の300万台を…
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コラム&エッセイ
「バイクに乗る人」「バイクに乗らない人」その違いとは?
バイクの“弱点”こそバイクの“魅力” このForRを見ている多くの人はきっと「バイク乗り」でしょう。あるいはバイクに興味を持っている、昔乗っていた、これから乗りたい、と思っている人かもしれません。僕自身は16歳のときに原付免許を取って以来30数年間、多少の紆余曲折はあったものの「バイク」に乗り続けてきました。その中でときおり「なんでバイクに乗るんだろう」「バイクに乗る人と乗らない人、なにが違うん…
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用品
お洒落で暖かいライダースウェア、この冬のお気に入りを紹介!
フランス軍のバイカーコートをモチーフにしたジャケット 「今年はとても寒い冬になりました」と天気予報が伝えている。とはいえライディングウェアの進化により寒さをものともせずツーリングに出かけるライダーが増えている。じっさい防寒性の高いものを身に着けていれば、真冬でもかなり快適にライディングすることができる。 防寒ライディングウェアについては雑誌やウェブ、いろいろなところで記事が出ていると思うのだが…
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ツーリング
続・原二ブラザースの旅。フェリーで南房総から三浦半島へカフェめぐり!
僕の愛車であるホンダCT125ハンターカブ、そして友人のホンダ・グロム2台とホンダ・エイプ100。計4台のホンダ「原二ブラザース」で出かけた南房総ツーリングの様子は「ホンダの原二ブラザースで行く、南房総の激推し!ライダースカフェ」でお伝えした。じつはその記事に書ききれなかったその後……があるので報告を。よかったらぜひ先の記事と合わせてご覧ください。 この日、ブラザーたちは東京および神奈川方面…
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ツーリング
ホンダの原二ブラザースで行く、南房総の激推し!ライダースカフェ
グロムの“パリダカ仕様”あらわる 南房総に引っ越し、ハンターカブを買って以来、ツーリングに行く回数が増えた。じつはもともと、がんがんツーリングに出かけるというタイプではなく、とくに冬はがっつり“休眠”するキリギリスタイプ?のライダーだったのである。(南房総に引っ越した理由については「南房総がいざなう“2台持ち”生活」をご覧ください) そんな僕がこの秋冬、なぜ頻繁にツーリングに行っているかという…
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コラム&エッセイ
ホンダ・パワーでファン・トゥ・草刈り!
田舎での暮らしは“雑草との戦い”である 過ぎ去った2021年を振り返りつつ、これから始まる2022年に思いを馳せるこの時期。 僕はといえば2021年は生活にとても大きな変化があった年だった。そう、夏からこの「ForR」での記事執筆が始まったこと!……も、そうなんだけど、さらに大きかったのは千葉県・南房総への引っ越し。そのあたりの経緯は「南房総がいざなう“2台持ち”生活」というコラムで書いている…
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コラム&エッセイ
80年代バイクブーム狂想曲【あの夏、鈴鹿8耐はアツかった!】
いま50代半ばの僕らは「バブル世代」とも呼ばれる。つまりそこには、90年代のバブル景気に浮かれた世代、という揶揄が込められているのだが、思えばこれまでの人生、確かにさまざまな“ブーム”に乗せられ、流され、踊らされてきた。 その中でもとくに僕の人生に大きな影響を与えたのは、小学生のときに洗礼を受けた“スーパーカーブーム”。そして中高の青春時代まっただ中、80年代に巻き起こった“バイクブーム”だ。た…
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コラム&エッセイ
【カワサキGPZ900R】思い出の愛車をプレイバック! トム・クルーズに憧れたあの頃、買えなかったNinja
トム・クルーズみたいに、オレはなる! 好きな映画は? と聞かれたら、ちょっとためらいながら「と……トップガンかな」と答える。いや、あまりにもメジャー作品すぎて、もうちょっと“通”っぽいのを挙げたほうがいいかな……と思うけど、ホントなんだから仕方ない。 1986年、僕が19歳の夏。公開された『TOP GUN』に僕のハートはドキュン!と撃ち抜かれた。アメリカ海軍のエリートパイロット訓練学校、通称“…
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ツーリング
「カイザーベルク御宿・月の沙漠」で楽しむ“海”バーベキューが最高すぎる!
ツーリングの途中でがっつりバーベキューが楽しめる。しかも安心してバイクを停めることができ、暑さも寒さも雨もしのいでくつろげる屋内で、そのうえ目の前は海!のオーシャンビュー。 そんなところに行ってきました。千葉県・外房エリアは御宿にある「カイザーベルク御宿・月の沙漠」です。 カイザーベルクとは、レッドバロン会員専用のツーリングサポート施設。伊豆や信州、琵琶湖など全国に6ヶ所あるのですが、なんと僕…
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ツーリング
初めてのカブ主ツーリング。南房総は“カブ天国”だった!(後編)
気持ちよく走り続けられる南房総の道 この夏、ホンダ・ハンターカブCT125 に乗り始めた僕の初めての“カブ主”ツーリング。 今回はそのツーリング・リポート後編である。(前編を読んでいない方は「初めてのカブ主ツーリング。南房総は“カブ天国”だった!(前編)」をご一読ください) 僕のハンターカブ125、S村さんのスーパーカブ90(改)、カメラマンの米倉さんのクロスカブ110によるツーリングは、南…
OTHER MEMBERS
他のメンバー
ForRの記事を執筆する個性豊かなメンバーたち。
全員バイクが大好きで、毎日バイクのことばかり考えています。
このメンバーが日替わりで記事を掲載。
MAIN MEMBER
メインメンバー
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バイクジャーナリスト
青木 タカオ
Aoki Takao
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Webikeメディア事業部マネージャー
市本 行平
Ichimoto Kohei
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120歳現役ライダーを目指すゴッドハンド見習いオヤジ
小川 恭範
Ogawa Yasunori
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エディター/プロデューサー/アーティスト
河西 啓介
Kawanishi Keisuke
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フリーライター
佐賀山 敏行
Sagayama Toshiyuki
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ライター/エディトリアルディレクター
菅生 雅文
Sugo Gamon
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二輪コンサルタント/ジャーナリスト
田中 淳磨
Tanaka Atsumaro
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バイク初心者のための専門誌
タンデムスタイル編集部
Tandem Style
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フリーランスの編集&ライター
沼尾 宏明
Numao Hiroaki
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フリーランスライター
谷田貝 洋暁
Yatagai Hiroaki
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『WEBヤングマシン』全面協力
ヤングマシン×ForR
YOUNG MACHINE×ForR
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バイクライフのフリーマガジン
R★B編集部
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